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ウイスキーの種類(2)

世界のウイスキー

ウイスキー初級者の為の用語集。
スコッチウイスキー、バーボンウイスキー、など世界で有名なウイスキー数々。世界的に有名なウイスキーに関する用語と解説です。
(監修 : 住吉祐一郎)


世界5大ウイスキー

世界5大ウイスキーとは、
スコットランド産の「スコッチウイスキー」、アイルランド産の「アイリッシュウイスキー」、アメリカ産の「アメリカンウイスキー」、カナダ産の「カナディアンウイスキー」、そして日本産の「ジャパニーズウイスキー」のことで、いずれも世界的なウイスキーの生産地として有名です。
いずれの国も、その環境からくる独自の製造法で世界的に有名なウイスキーブランドを生みだしています。

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スコッチウイスキー

スコッチウイスキーは、スコットランドで造られるウイスキーのことで、ピート(泥炭)を焚いて麦芽を乾燥させる際に生じるスモーキーフレーバーの香りが特徴です。糖化から発酵、蒸留、熟成までスコットランドで行われたウイスキーのみがスコッチウイスキーと呼ばれ、現在ではスコットランド国内に170箇所近いウイスキー蒸留所があり、モルトウイスキー蒸留所だけでも優に100箇所を超えます。代表的な銘柄に「ザ・グレンリベット」、「グレンフィディック」、「ザ・マッカラン」、「ボウモア」、「スプリングバンク」などがあります。

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アイリッシュウイスキー

アイリッシュウイスキーは、アイルランド共和国と、北アイルランド(イギリスの一部)で造られるウイスキーのことです。
単式蒸留機による3回蒸留を行い、モルトの過程でピートが使用されないことが多く、クリアな飲み口とすっきりした味わいが特徴です。
モルトウイスキー、(未発芽麦芽を使用した)ポットスチルウイスキー、グレーンウイスキー、ブレンデッドウイスキーが主です。
有名な銘柄では「ジェムソン」、「カネマラ」、「タラモア デュー」などがあります。

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アメリカンウイスキー

アメリカンウイスキーは、アメリカ国内で造られているウイスキーのこと。
アメリカの寒暖差の激しい気候や、北米産ホワイトオークの新樽での熟成の影響により、バーボンウイスキーなどに代表される独自の香りが特徴です。
原料や製法によって分類されており、大麦原料のモルトウイスキーはもちろんのこと、トウモロコシを主な原料とするバーボンウイスキー、コーンウイスキー、ライ麦が原料のライウイスキー、小麦が原料のホイートウイスキーなどがあります。
アメリカンウイスキーの銘柄では「ジャックダニエル」、「ワイルドターキー」、「I.W.ハーパー」、「ジムビーム」、「メーカーズマーク」などが有名です。

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カナディアンウイスキー

カナディアンウイスキーはカナダで造られるウイスキーのこと。
トウモロコシなどを原料にした、クセのないマイルドなベースウイスキーと、大麦やライ麦などの麦類を原料にしたオイリーでスパイシーなフレーバリングウイスキーに分けられ、クセの少ないベースウイスキーを主体にした「ブレンデッドウイスキー」が一般的で、軽い風味と酒質を持つのが特徴です。
有名な銘柄では、「カナディアンクラブ」「クラウンローヤル」「カナディアンミスト」などがあります。

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ジャパニーズウイスキー

ジャパニーズウイスキーはその名の通り日本で造られるウイスキーのことです。
日本産ミズナラ樽で熟成させたウイスキーは、伽羅(きゃら)や白檀(びゃくだん)の上品な香りがあり、深みのある独特の味わいが、世界的に高く評価されています。

2021年4月1日から新定義が運用されており
原材料は麦芽を必ず使用し、日本国内で採取された水を使用すること
国内の蒸留所で蒸留すること
原酒を700リットル以下の木樽に詰め、日本国内で3年以上貯蔵すること
日本国内で瓶詰めすること
上記4つの要件を満たして初めてジャパニーズウイスキーと呼ぶことができます。
要件を満たしたジャパニーズウイスキーと呼ばれる主な銘柄には、
サントリー:「響」、「山崎」、「白州」、「知多」、ニッカウヰスキー:「余市」、「宮城峡」、キリンホールディングス:「富士」があります。

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