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ウイスキーの種類(1)

ウイスキーの種類に関する用語

ウイスキー初級者の為の用語集。
「〇〇モルト」、「△△ピュアモルト」など、よく耳にするウイスキーの呼び方。
ウイスキーには、実際にどのような種類があるのか。ウイスキーの種類に関する用語と解説です。
(監修 : 住吉祐一郎)


ウイスキーとは

ウイスキーは世界の酒の一つで、蒸留酒の一種です。大麦、ライ麦、トウモロコシなどの穀物を麦芽の酵素で糖化し、これをアルコール発酵させて蒸留し、さらに樽の中で熟成させたお酒のことです。

「ウイスキー」と呼ぶ条件は世界各国で異なりますが、共通しているのは以下の3点です。
穀物(大麦、小麦、ライ麦、トウモロコシなど)を原料としていること
蒸留を行っていること(蒸留酒であること)
木製樽で熟成していること(熟成期間は3年以上)

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モルトウイスキー・シングルモルトウイスキー

【モルトウイスキー】
モルトとは、大麦麦芽のことです。
そしてモルトウイスキーは大麦麦芽(モルト)のみを原料として造られるウイスキーのことです。一般的に、単式蒸留機で2回(ないし3回)蒸留して造られます。



【シングルモルトウイスキー】
シングル=「1つの蒸留所」で造られたモルトウイスキーのみを瓶詰めしたものをシングルモルトウイスキーと呼んでいます。
それぞれの蒸留所の製造工程の違いや、仕込み水、蒸留器や熟成される樽や熟成倉庫、環境の違いなどで個性・特徴がその香りや味わいに反映されています。
国産では代表的な銘柄として、サントリー「山崎」や「白州」、ニッカ「余市」や「宮城峡」などがあります。

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グレーンウイスキー・シングルグレーンウイスキー

【グレーンウイスキー】
グレーンウイスキーは、トウモロコシ(コーン)やライ麦、小麦などの穀類を主原料に、大麦麦芽を加えて糖化・発酵させ、連続式蒸留機で蒸留してつくられるウイスキーです。
ブレンデッドウイスキーの原酒としても活躍し、モルトウイスキーとブレンドすることで、飲みやすいウイスキーが生み出されます。

【シングルグレーンウイスキー】
シングルモルトウイスキーと同様に、1つの蒸留所で造られたグレーンウイスキーを瓶詰したものを「シングルグレーンウイスキー」と呼んでいます。
国産では代表的な銘柄にはサントリー「知多」、「キリン シングルグレーンウイスキー 富士 」ニッカ「カフェグレーン」などがあります。

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ブレンデッドウイスキー

ブレンデッドウイスキーは、モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしたもので、大量生産や品質の安定に適しています。
国産の代表的な銘柄は、サントリー「ローヤル」、「スペシャルリザーブ」、「オールド」や、キリンウイスキー「富士山麓 Signature Blend(シグニチャーブレンド)」などがあります。

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ブレンデッドモルトウイスキー・ブレンデッドグレーンウイスキー

複数の蒸留所で造られたモルトウイスキー同士を混和したものが「ブレンデッドモルトウイスキー」、同じく複数の蒸留所で造られたグレーンウイスキー同士を混和したものを「ブレンデッドグレーンウイスキー」と呼びます。また、ブレンデッドモルトウイスキーのことを日本では「ピュアモルト」と呼ぶこともあります。
国産のブレンデッドモルトウイスキーの代表銘柄はニッカ「竹鶴」などがあります。

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