第5回 学びの基本はラジオ英会話から?

ラジオ講座で英語学習

当サイトの連載や、電子書籍コーナーでもお馴染み『英語への情熱/レッツ・スピークアップ!』の著者でもある日英同時通訳で活躍していらっしゃる印田知実さんと、その本の編集を担当し、当サイトの編集部のメンバーである近藤淳司との対談をお届けします。
TOEIC990点満点34回にて自己記録更新中の印田さんと、自らの著書で『ボクはパリ症候群、だった』と自称する近藤氏が、日本人の英語について熱く語ります。第5回目は、ラジオ講座での英語の学びについてです。

印田さん、近藤氏のプロフィールはこちら


ラジオ講座の利点

印田(敬称略):これも本に書きましたけど、ラジオ講座ってすごく受験英語とあと時制英語の橋渡しをしてくれるすごくいいブリッジだと考えていています。発音しますしね。ネイティブの先生と一緒になって。

日本人も素晴らしい先生が、本当によりすぐりのテキストを500円ぐらい、ワンコインで聞けるっていう。しかもインターネットラジオでもやってますので繰り返し聞けるっていうのは、非常に良くて、声に出しとか耳で聞くっていうような使い方ですね。
もちろん相手がいればそれがベストなんですけども、事前の策としては非常にコスパがよくて、私はラジオ講座なしで、自分がこれだけTOEICなどある程度出来たとは全然思ってませんし。

近藤:僕はテレビのBS英会話を活用したことはありましたけれども、確かにラジオ、ネットラジオというところで今改めて考えると、そこまで深く考えていなかったかなと今思いました。なかなかラジオ講座がいいよっていう人は居なかったですし。でもラジオ講座がそうやって、黙々と一人で試験勉強をするよりは、大きな意味を持つと言うのは、世間で言うところの1周回って新鮮な響きを持って、今聞かせていただきました。

印田:それこそラジオ体操と一緒ですよね。15分か20分でも続けることで、ものすごい効果を生むってよく言いますよね。
それと一緒で、ラジオ英会話って結構英語にまつわる裏話じゃないですけどもバックグラウンド情報もいろいろ教えてくれて、英語の勉強文法とか単語だけじゃなく、欧米の方たち、もしくは英語を話す方たちは、どうしてこう考えるのかみたいな結構豆知識みたいのがいっぱいつくんですよね。
それが興味となって、特に学生時代って実際に海外に行ける人は本当に限られてるし、なかなか関節的な情報しか取れないのですが、写真で見たり、何かそういうレーティングの方の楽しい解説でお話聞くと、あたかもそういう現地に行ってそういう文化的な触れ合いをちょっとできてるような、疑似体験ができるっていうのもラジオ英会話の講座の素晴らしい特色の一つだと思ってるんです。

近藤:なるほど。僕も詳しいことは知らないんですが、ラジオ英会話ってそのデータとかノウハウとか、あらゆる時代に応じた最先端のところで収録したりしているのかなというふうに思いました。おそらくこういう言い方をするとまた問題になるのかもしれないんですけど、例えば月で500円、600円で学ぶことができることは確かに一つあると。

印田:素晴らしいと思います。それが一つのきっかけとなってっていうのはとてもありだと思いますよね、すごく楽しく学べるっていう意味では。

自分のレベルの判断

近藤:はい。その関係をもう少しお話伺いたいんですけども。今、いわゆる英語ができない方、社会人の方々に英語を指導しているんですけども、そうすると皆さん、自分がテキストを選ぶときにレベルが全然伴わないものを購入したりしてしまうんです。
なぜこういうことが起きてるかっていうと、勧められるままに買ってるんですよね。自分の実力はどこにあるのかという分析ができない方が多いという気がしますし、あまりにも簡単なものだとプライドが邪魔をしてしまう。
社会人の方を教えてる人は結構馬鹿にできない問題だと思うんですが、そういう観点から例えばラジオ講座のどのテキストを手に取るのがいいかっていうときに、印田さんの方からアドバイスがあればお伺いしたいと思いますが、いかがでしょうか?

印田:実際ですね、すごくよくできてるなと思うのはそれこそNHKのこのリソースがしっかりしてるというところなんですけど。あらゆるレベルに対応してるんですよね。
基礎英語からビジネス英語までっていうこと。
これはやはり投資だと思って、例えばテキスト3種類ぐらい買ってみるといいと思いますね。

近藤:なるほど一番最初に3種類ぐらいですか、すごく良いと思います。これだと思って買って違ったこれだっていうよりは、もういきなり3つぽんと買った方がなんとなく自分のレベルも判断できるのかなと思いますね。

印田:判断しやすいのと、比べやすいっていうのもありますよね。同時じゃないけど日にちが一緒であればもう続けて聞いてみるといいと思うんです。

テキストがあってそれで一番しっくりくるなって言ったところで、もしプライドが邪魔をしないのであれば一つ、最初に戻ってもいいと思うんですよ。
戻って復習なり、中学英語からのやり直しみたいな。学習される方は、おそらくもうご自分のレベル云々よりは、もう一度中学英語からやった方が早いかもと思われてると思うんです。それと一緒で、ちょっと少し下がって…下がるっていう言い方は変ですけどもちょっと元に戻ってみて、そこから学べることって結構あるんですね。でもゆっくり戻らなくてもいいと思うんですよね。パパっとおさらいするじゃないですけども、そこからスタートした方が効率が良かったりしますよ。

近藤:今お話伺って、僕は個人的になんですけどすっかり忘れていたことを思い出しました。僕は早稲田に行って東大まで行くことができたんですけども、それで英語が苦手だとさっき申し上げましたが、あまりにも苦手すぎたので中学校の総復習からやって、それで最終的にすごく難しい当時最先端というか一番難しい英文法の問題を解きまくってたんですね。中学からもう地道につまみ食いみたいに勉強してて、レベルの低いところから高いところへ向かって勉強しようというところでやっていたことを今思い出しました。

印田:それは良かったです。とても大きな気づきといいますか、この対談をご覧の方々でもヒントになると思うんです。
例えばTOEICも、私はずっと受けていますが、そこで感じるのは、文法って実は難しくないんです。それこそ受動態とか、時制の何か選び方とかですとか、あとは語彙ですよね。
文法だけで言えばそんなに難しいことなんか全然ないので、それこそ中学英語の文法がきちっと理解していれば、あとはTOEIC用の単語をきちっとマスターすることで、もし400台であるのであれば500、もしくは600っていうのは結構早いと思います。

ですから戻ることを恐れないってことですよね。

近藤:そういうことですね。本当にいろいろ難しいところがあって戻るというのが時間の無駄のようになってしまうけども、結局わかってるとことわかってないところ。ラジオ、インターネットのようなメディアの方が早いんではないかと思いますけど。

印田:そうですね。早いですね。

つづく


Information

対談のお二人、印田知実さんと近藤氏の書籍をご紹介

英語への情熱/レッツ・スピークアップ!
〜英語への関心を使えるスキルに変えるための初めの一歩!〜
印田知実/著  
近藤淳司/編集

詳細はこちら

パリ症候群

【30分で楽しめるシリーズ!】ボクはパリ症候群、だった。
〜パリ症候群を発症しないためのケース別処方〜

近藤 淳司/著 

詳細はこちら

ラジオ講座で英語学習

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