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第7回 be動詞と一般動詞とは(後編) / あなたは英語の形容詞と副詞の違いが説明できますか? 

(編集部より)
長年「英語が大嫌い」な大学生や社会人を数多く指導してきた高橋基治先生の著書「あなたは英語の形容詞と副詞の違いが説明できますか?〜英語が大嫌いなビジネスパーソンの皆さんが、最初に読む英文法の本〜」の一部を、本人了承のもと、数回に渡ってシリーズでご紹介します。
第7回は、be動詞と一般動詞についての解説(後編)です。

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一般動詞とは

第6回 be動詞と一般動詞とは(前編)では、「am・are・is/was・were」派と「eat(食べる)、laugh(笑う)、use(使う)など他」派の2つのうち、前者のbe動詞について解説しまた。

一方、後者の「laugh(笑う)、use(使う)」などbe動詞以外の動詞を一般動詞と呼んでいます。

一般動詞は、
I change trains here.
(私はここで電車を乗り換えます。)
のように、主に主語の動作を表すときに使います。

覚えよう! 英語のルール(8)
一般動詞は、主に主語の動作を表すときに使う

be動詞と一般動詞、この2つは名前に「動詞」がついてはいるものの、全くの別の物と考えましょう。

ショートコラム「どうして『一般』動詞と言うのか?」
なぜ「一般」動詞かというと、昔の言語学者たちが命名した呼び方がそのまま使われているからです。
疑問文の作り方で分類したときに、be動詞とそれ以外の動詞(一般動詞)に分けたところから来ています。それこそ山の数ほどあるので、手っ取り早くこういった方がわかりやすいですね。

ここでとても大切なことを一言。
よく、「私は中国語を話します」をI am speak Chinese.(×)のようにしてしまう人がいますが、be動詞と一般動詞をいっしょに使うことはできません。1つの英文には動詞は1つというのが鉄板ルールなので、I speak Chinese.が正しい言い方です。覚えておいてください。

もう一つ。
英語の一般動詞には、主語が I と you 以外の人やもので、単数、そして現在のことには動詞に-sまたは-esをつけるというルールがあります。よく学校で「3人称単数現在(3単現)のs」と言われているものです。

 Mr. Yamamoto work for a bank. (×)
→ Mr. Yamamoto works for a bank. (〇)
 (山本さんは銀行に勤めてます。)

また、後でもこの「3人称単数現在(3単現)のs」については触れますが、実は日本人が早い時期に学校で習うにもかかわらず、習得するのに一番困難を覚えるものの1つと言われています。
もちろん付け忘れたからといって通じないことはないですが、ネイティヴは「こんな初歩的なことをミスするなんて」とかなりの違和感を覚えるようです。特に英文を書く時には気を付けましょう。


編集部より
いかがでしたか、高橋先生の書籍の一部を7回に渡り連載でご紹介してきました。中学校で習った英語の基礎。改めて思い出しながら読んだ方も多いのではないでしょうか。
しかし、「ここをおろそかにしている日本人が結果的に英語が苦手になっている」と高橋先生は言います。
本書では、この後「 主語、目的語、補語とは何か?、さらに自動詞と他動詞の2種類について」と、続きます。
是非、学び直し、振り返りの意味も含めて、本書を読んで、英語の面白さを味わっていただければと思います。


電子書籍のご紹介

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〜英語が大嫌いなビジネスパーソンの皆さんが、最初に読む英文法の本〜

高橋 基治/著  近藤淳司/編集 

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