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バーテンダーが普段言わない本当のところ〜ウイスキーの飲み方(ホットウイスキー、ミスト、フロート編)

ウイスキーの飲み方編も最終回となりました。
※ウイスキーの飲み方に関する記事一覧はこちら
あまり馴染みのない飲み方になりますが、こういう飲み方もあるんだと参考程度に覚えていただければ良いかなと思います。

ホットウイスキー

ホットウイスキー お湯割り

一言でいうと、ウイスキーのお湯割りです。
寒い時期になってくると、たまにご注文をいただくことがあります。
焼酎のお湯割りは、焼酎を普段飲まれる方は冬になると、半ば必然的に(?)お湯割りを飲まれている印象ですが、ウイスキーの場合、そこまで愛飲されていない印象があります。

普段あまり目にしない飲み方のせいかバーテンダー目線では、ホットウイスキーを嗜んでいるお客様は、かっこよく見えます(笑)。
特にキャンプ等、外で飲む時は、カッコ良さ3倍増しなので、是非お試しください。
「あ、この人。ツウだな」と見られます。

オススメの作り方としては、
焼酎のお湯割りと比較し、アルコール度数が高いせいか、より揮発しやすく(?)、少し薄く感じることがあるので、普段水割り・ハイボールの時に注ぐウイスキーの量より少し多めに入れる方がより美味しいです。

単にお湯割りだけでなく、柑橘類やシナモンを入れてアレンジして飲むこともできますが、個人的には、そのままお湯割りだけでシンプルに飲む方が美味しいと思います。
※余談ですがホットワインに、蜂蜜や柑橘系を入れて飲むと非常に美味しいです。

焼酎を飲み慣れている人からすると釈迦に説法の話となりますが、お湯割りの場合、先にお湯を入れてから、ウイスキーを注ぐことで、より混ざりやすくなります。

これは、液体の比重の差で、自然に混ざっていくことを利用しています。
水は、熱を加えることにより水の密度が変化します。
細かい話になっていくので詳細は割愛しますが、端的に言えば、水が温かくなることで、比重が軽くなり、水面へ温かい水が移動します。
お風呂の浴槽にお湯を張った時に、水面が温かく、浴槽の底が冷たくなる現象と同じです。

ミスト

ウイスキー ミスト

小さく砕いた氷(クラッシュドアイス)にウイスキーを注ぐ飲み方です。
グラスについた水滴がまるで霧(ミスト)に見えることから、ミストと呼ばれています。

一つ一つの氷が小さいので、溶けが早いことが特徴です。
正直「〇〇ウイスキーをミストで!」と注文を受けたことは、数回しかないです。
多くのお客様は普通に「ロックで」と注文されます。

小さく砕いた氷ですが、アイスクラッシャーと呼ばれる機械で作ります。
※アイスピックで氷を削った時に出る氷も使用します。
この機械は、自動タイプと手動タイプがあり、たぶんほとんどのバーが手動タイプを使っているはずです。
自動タイプは、とにかく機械代が高い…。

ウイスキーの場合、上級者になればなるほど、ストレートで楽しむ習慣があるので、使用頻度もかなり限られてきます。なので、自動タイプは、投資対効果が非常に低い。

カクテルをメインに出しているところは、フローズンカクテルを作るプロセスでクラッシュドアイスを使用しますが、夏場でもフローズンカクテルの注文をいただくことは、そんなに多くなく、頻繁には使用していないお店がほとんどです。

中部 初雪 手動式アイスクラッシャー
(自宅で簡単にクラッシュアイス)

なので、お店にもよりますが、クラッシュドアイスを事前に仕込んでいない店がほとんどのはずです。

「ミストで!」って言われると、そこから手動タイプのアイスクラッシャーでゴリゴリハンドルを回しながら作らないといけないので、バーテンダー的にはめちゃめちゃめんどくさいです(笑)。
バーテンダーの笑顔の裏には、「マジかよー」という心の声が隠されています(笑)。

色々めんどくさいことは一旦抜きにしても、同じ氷だけで飲むスタイルであれば、普通にロックで注文した方がカッコいいと思いますので、バーに行かれた際は、普通にロックで注文して下さい(笑)。

フロート

ウイスキー フロート

ウイスキーと水の比重の違いを利用し、水の層の上にウイスキーの層を作って楽しむ飲み方です。2層のまま、混ぜずに飲むのが特徴です。

作り方としては、水と氷を入れたグラスに、バースプーンなどでウイスキーをつたわせながら、ゆっくり注いで、ウイスキーを浮かべるように作ります。

正直、一回も注文されたことがないです(笑)。
そんなに手間がかかるものではないですが、わざわざなんでこんな飲み方をするの?と思います(笑)。
一説によれば、水割りとストレートを一緒に楽しめる等と言われますが、それなら個別に注文した方がよっぽど満足度が高い商品を提供して貰えるので、個人的は、全くオススメできない飲み方です。

いかがでしたでしょうか?

ウイスキーは様々な飲み方があり、それぞれシーンによって、楽しみ方を変えられるお酒です。
どの飲み方が正解ということはないですが、間違いなくそのシーンによって、カッコ良さが倍増する飲み方があることは事実です。
是非、参考にしてみてください。


おススメのシリーズ

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