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バーテンダーが普段言わない本当のところ〜ウイスキーの飲み方(ロック編vol.1)~

ウイスキーロックの飲み方⑴

「バーボンをロックで…」
映画やドラマのワンシーンで、聞いたことがあるセリフではないでしょうか?
今回は、オン・ザ・ロックという飲み方について、触れていきます。

オン・ザ・ロックとは?

ウイスキーオンザロック

オン・ザ・ロック(通称:ロック)は、ウイスキーを氷で冷やし、氷をゆっくり溶かしながら飲むスタイルのことをいいます。

バーの場合、グラスの背が低いロックグラスと言われるグラスに、大きめの氷が3〜4個。
もしくは、ドラマ等でよく見る丸い形の氷(通称:丸氷)に、ウイスキーが1ショット分(30ml)注がれて提供されることが多いです。

丸氷


※最近は、ダイヤモンドカットといい、宝石のダイヤモンドのような形に包丁で氷を削って、提供するスタイルも増えてきています。

ロックスタイルで飲む時の特徴としては、前回記事にした「ストレート」と比較し、

  • 氷でウイスキーが冷やされ、アルコール感を感じにくくなる。
  • 氷が少しずつ溶けて、アルコール度数が下がる。

ので、氷が溶けていくにしたがって、ストレートから水割りのような味わいの変化を楽しめるのが特徴です。

ほとんどのバーでは、「〇〇(ウイスキー)をロックで」と注文すると、1ショット分(30ml)が注がれて提供されます。

自分好みのウイスキーで最初から量を多く注文したい場合は、「〇〇(ウイスキー)をロック、ダブルで」と言えば、2ショット分(60ml)注いで提供されます。
※多くのロックグラスの場合、ダブル分注ぐとグラスいっぱいなみなみになり、ウイスキーと氷が触れる面積が増え、一気に氷が溶けて味が薄まりますので、あまりオススメしません。

ロックで注文する際、暗黙の了解的なルールがあります。それは、
「(丸氷やダイヤモンドカットの氷で提供された時は)2杯目も同じウイスキーを注文すること」です。
その背景としては、
氷を丸くしたり、ダイヤモンドに削り出したりするのに、手間暇掛かっているので、バーテンダーへのちょっとした気遣い的なものと言われています。

また(丸氷等、加工された氷の)1杯目を飲み終わった後、同じウイスキーを注文した場合、グラスや氷はそのまま使い回します。
※お客様が使用しているグラスをそのまま引き下げ、注いで提供。
その理由は、

  • 氷があまり溶けていないので、そのまま流用できる。
  • (1杯目に使用しているので)ウイスキーと氷がよく馴染んでいる。

と言われます。

私がお店に立っている時も、2杯目まではお客様のグラスを引き下げ、再度、同じウイスキーを注いで提供をしてました。
※2杯目でも丸氷が小さくなっていたら、交換します。

お店にもよりますが、丸氷やダイヤモンドカットでの提供の場合、氷代として、ウイスキーの料金+100円〜200円加算されることもあります。なぜこの金額での提供になるのかは、別途御説明します。

ロックで使用するグラス(ロックグラスやオールドファッショングラス)は、水割りの時とは違い、グラスの厚さも厚めで、どっしりと重量感のあるグラスで提供されることが多いです。

オンザロックのグラス

老舗のバーや高級店に行くと、ロックグラスは特にこだわっているところが多く、高級ガラスメーカーのバカラや、今はもう販売されていないアンティークはグラスを使用していることが多いので、乾杯の時は、グラス同士を当てないように、特に注意が必要です。

ロックで提供する際、ウイスキーを注いだ後、

  • しっかりステア(混ぜ合わせる)して提供するバーテンダー
  • 注いですぐ提供するバーテンダー

の2パターンがありますが、正直、正解はないです。
前者は、「提供時に美味しさをピークに持って行きたい」という想いでステアしているはずです。

個人的には、冒頭に書きました通り、ロックは、
「ストレートから水割りのような味わいの変化を楽しめるのが特徴」なので、
ウイスキーを注いでステアせずに、そのまますぐ提供しても良いと思っています。

次回は、ロックについて、バーテンダーが普段言わない本当のところについて書いていきます。


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ウイスキーロックの飲み方⑴

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