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第1回『ひとあつめ』とは(前編)

(編集部より)
当サイトの運営会社、プラグインアーツの代表である小野正博と、同じく当サイト編集部の近藤淳司との共著による電子書籍「ひとあつめ」を著者の了解のもと一部をご紹介。
本書は幅広くビジネスの現場で、いかに優れた人々を集めるかについて、つまり「ひとあつめ」の大事なヒントをお届けしています。
第1回は、本書の概要と「ひとあつめ」と言うことについてです。

電子書籍「ひとあつめ」の詳細はこちら


まえがき

あなたの周りには優秀な人間が集まり、良いビジネスを展開できていますか? 
「集まっていれば苦労しないよ」とお嘆きのあなた、もしかすると、それはあなたの日頃の言動や対応に問題があるのかもしれません。

本書ではそんな風にお嘆きの皆さまのうち、中小企業の社長の皆さま、大小問わずチームリーダー的な立場の皆さま、はたまた全業態のフリーランスの皆さまに加え、例えば活動に限界を感じているミュージシャンやイラストレーター等のアーティストの皆さまも対象としています。幅広く「ビジネス」の現場で、あなたの周りにいかに優れた人々を集めるかについて、つまり「ひとあつめ」の大事なヒントをお伝えしたいと思います。

タイトルの『ひとあつめ』は、優れたビジネスパーソンが自然に集まってくる環境を一緒に作りましょう! という本書のコンセプトに基づいています。柔らかいタイトルではありますが、これを読めばきっと皆さまに劇的な変化をもたらすようになります。

ここで、本書の共同執筆者である我々2名の紹介をさせていただきます。

本書は総合プロダクション会社「プラグインアーツ」という会社の代表である小野正博と、副代表の近藤淳司による共著のメールマガジンを大幅に加筆修正したビジネス書です。小野はエグゼクティブプロデューサーの名の下、ICTコンサルタント、音楽を始めとした各種プロデューサー、講師と、実に幅広い業界で活動しています。一方の近藤は同社にて小野と共同経営を行い、教育事業の責任者として活動しています。

本書では、小野が師匠役、近藤が弟子役となり、小野の教えを近藤が易しく皆さまに語り部としてお伝えしてゆきます。例えるなら古代ギリシャの哲学者、ソクラテスの教えを弟子のプラトンが語るように、と言えばよろしいでしょうか。誇大表現ではありますが、これはあくまでも「イメージ」ですので、なにとぞご海容の上、ご笑覧くだされば幸いです。

それでは「ひとあつめ」、スタートです。

序章

優れたビジネスパーソンは、一人では戦いません。組織の中にいて事を円滑に運ぶには、まわりの色んな力を借りて自分の目標に向けて協力を仰ぐ必要があります。経営者はもちろんのこと、会社組織(営利目的の法人だけではなく、行政を初めとした公益・非営利団体も含む。)でも主任級や係長級だけではなく、リーダーと名の付くすべてのもの、特に課長級以上の管理職ともなれば部下たちの持っているパワーを最大限に引き出し、最大限のパフォーマンスを発揮させて結果を出す。組織に生きる人間にとっては欠かせない資質の一つです。

おおよそ組織の中にいて、誰からの協力を得られない状態は不毛です。戦うためには、とにかく人を集める必要があります。

皆さまの周りにも、会社だろうが趣味の集いだろうが、必ずリーダー格の人がいて、その人物が声をかけると人が自然と集まる、ということがあると思います。例えば歓送迎会や慰労会、趣味の集いに女子会に合コン……幹事が音頭を取ることになりますが、有能な幹事であればあるほど、人が集まります。それを一部の才能を持った人のスキルだから自分には無理だ……もしそう思っているとしたら、それは誤りです。「あること」を心がけていれば、あなたのまわりにはどんどん人が集まります。ある「シンプルなこと」を実践すれば、必ず有能な経営者、リーダー、あるいは優秀なビジネスパーソンなどとしての第一歩を踏み出せるはずです。

人を集めると言っても、しかし、やはり烏合の衆では困ります。なぜなら烏合の衆とは集まっているだけで何も出来ない集団を指すからです。確かに集まらないよりはるかにマシですが、烏合の衆を正しく導くことには別の困難が伴います。従って、①人をまったく集められない人が、ともかくも人を集められるようになる、②その状態から優秀な人を集められるようになる、という段階のうち、本書では②の考察を深めていきたいと思います。

第2回『ひとあつめ』とは(後編)につづく


ひとあつめ

〜ビジネスで戦える優れた集団を作るためにすべき13のこと〜

小野 正博/著  近藤 淳司/共著 

プラグインアーツパブリッシング
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