プラスサイズモデル、ウォーキングレッスンに通う | 自分を変える 自分が変わる第3回

レッスン

プラスサイズモデル、さらにラッパーとして活躍するみくるさん。
前回「プラスサイズモデルのラッパーに、私はなる!」では、ラッパーになるための学びについて、ラップ教室での授業を紹介しました。
今回は実際にプラスサイズモデルになるレッスン、ウォーキングレッスン、ポージングについてお話しいただきました。

(編集部)


プラスサイズモデル レッスンは何から始まるの?

プラスサイズモデルになるための初めてのレッスンは、ストレッチから始まりました。

まず、身体をほぐすことから。私は身体が硬く、運動なんて何年もしていなかったので、はじめはストレッチだけで軽く汗をかく程でした。
身体をしっかりほぐさないと、怪我の原因にもつながるし、姿勢を正すことができないので美しく見せることができません。
私は、特に足首と腰が固く苦労しました。
足首は柔らかくしておかないと、キャットウォークをするのに、大切な足の運びができなくなってしまうのです。足首は外を向いていないといけないのですがどうしても内側を向いてしまいます。

先生に相談すると、座って、ゴルフボールを足で転がすと良いと習い、始めると足首がちゃんと運べるようになりました。
また、腰の動きも大切で、腰が滑らかに動くことでウォーキングもポージングも綺麗にできるのです。レッスン以外の時間でも少しずつストレッチをする時間を作りました。そうすると、腰の上がる位置がだんだんと高くなってきました。

正しい姿勢がもたらすもの

ストレッチが終わると、壁立ちをして、姿勢を整えていきます。
まず壁にかかと、おしり、肩、頭をつけます。
私は猫背なので、姿勢を治すことで胸の位置が上がりました。
姿勢をもとに戻すことで、胸は胸、おしりはおしりへとお肉は本来ある場所へ戻っていくそうです。
肩は下げ、力を抜き、首を長く見せるようにします。顎は引き、20mぐらい先を見つめます。
そのままの姿勢で一歩前に出て、正しい姿勢をキープします。
普段、姿勢をあまり気にしていなかったので正しい姿勢を保つのは、最初のうちはあちこち痛くなりました。力を抜いた瞬間身体が前に戻っていきました。

正しい姿勢が保てるように、常に意識するようになると、胸を張り、顎を引き、前をしっかり向くようになりました。
すると、堂々と胸を張り、自然と笑顔が出るようになってきました。
姿勢が良くなることで少し自信が付き、気持ちが前向きになりました。

ウォーキングレッスン

美しく歩くには、体幹を鍛えなくてはいけません。身体の中に芯があるように、腹筋に力を入れ、お尻もしっかり締めます。姿勢を崩さず歩き出します。トップまで、ポージングし、戻ってくるまで姿勢をキープし続けなければなりません。体幹が弱いとバランスが保てず、うまく歩けません。

ウォーキングレッスン
実際のレッスンの様子

慣れるまでは、身体に力が入り過ぎてしまい腕も上手に触れず、ぎこちない動きになってしまうのです。
体幹、インナーマッスルを鍛えるために、フロントブリッジ、エア自転車こぎ、ツイストを、できる限りの数・秒数から始めました。最初はなかなかできなかったのですが、続けていくうちに、筋肉が少しついたのか、ふらふらせず歩けるようになりました。


そして、一石二鳥と言うべきか、インナーマッスルを鍛えたおかげで、腰痛も良くなりました。

ウォーキングとは、真っ直ぐ歩けるだけではなく、洋服に合った歩き方をしなければなりません。
可愛い服にはキュートな歩き方、クールな服にはカッコいい歩き方、カジュアルな服には元気な歩き方、ドレッシーな服にはおしとやかな歩き方。そして、歩き方と同じように洋服によって変える表現力を必要とします。

最初は、歩くことに集中してしまい、笑うことができず、普段友達や家族と話しながら笑顔で歩いているはずなのに、どうやって普段歩いているのか分からなくなるくらいでした。
とにかく姿勢を崩さず、笑顔で歩けるまで、身体に叩き込むように、何往復も歩き続けました。
仕事の合間、会社の帰りや、買い物に行った時歩くことを意識しながら生活をしていました。
なんとここで役に立ったのは、リズム感でした。
ラップで培ったリズム感のおかげで、リズムに合わせてウォーキングし、ポージングすることが楽しくなりました。いつか、ラップを流しながらウォーキングやポージングをできるショーができればなと夢を抱くようになりました。

ポージングレッスン

ある程度歩けるようになると、ポージングのレッスンに入ります。
鏡の前で基本のAIS それぞれのラインのポーズを教わります。
Aラインポーズとは、立っている姿がアルファベットのAの形。

足を肩幅に開いて立つ。
片脚に重心を傾ける。
重心の乗っている脚にもう一方の脚を軽く傾ける。
Iラインポーズとは、立っている姿がアルファベットのIの形。

片脚を少し後ろに引いて、重心をかける。
重心のかかっていない(前になっている)脚のかかとを、引いた脚の土踏まずに重ねてつける。
前脚のひざを少し内側に入れて、正面から見た時に両脚の隙間が見えないよう重ねる。
Sラインポーズとは、立っている姿がアルファベットのSの形。

足を開いて、片脚のかかとに重心を置く。
重心ののっている脚と反対側の肩を上に捻って引き上げる。
もう片方の脚は、ひざを外側に開く。
このポージングができるようになると、ジャケットを着て、壁を使って、椅子に座ってなどさまざまなポージングに挑戦します。
ウォーキングからのポージング、1人ではなく、2人、3人で組む時のポージングなど、ショーをイメージして歩くレッスンも受けました。

撮影にもレッスン

ポージングの次は撮影のレッスンです。

服に合ったポージングを考え、先生に撮ってもらうのですが、はじめは手の運びに気を取られたり、足の運びに気を取られたりして、なかなか全体のバランスを考えられませんでした。片手や片足が隠れてしまったり、指先は曲がり指が短く見えたり、繊細な仕草が難しくて動けなくなってしまいました。

そこで、先生から習ったポージングセットのおかげで、かなりスムーズに動けるようになりました。
音楽に合わせて、8つのポージングをしていくのですが、最初は難しくてバラバラの動きをしてしまいました。慣れてくると綺麗にポージングできるようになり、指先やつま先まで意識するようになり、仕草が綺麗になりました。

 ポージングレッスン

レッスンを受けてからは、洋服に愛着が湧き、今まで以上に大切にするようになりました。色々な着まわしをしたり、初めてのカラーに挑戦したりしています。
メイクやファッションについて、アドバイスをしてもらえるので、生活するなかでオシャレが楽しくなってきました。
私は、モノクロの洋服ばかり着ていたので、カラフルな物がどんどん増えて行き、女子力が上がっていきました。
カラフルなメイクや洋服のおかげで、私の暮らしが明るく豊かなものに変化していきました。


(編集部)
プラスサイズモデルのレッスンについて、みくるさんは淡々とお話し頂いてますが、内容を見る限り、かなり大変なレッスンだと思います。でもそれらを乗り越えたことで、オシャレが楽しくなり、暮らしが明るくなったと彼女は語っています。まさに、努力が自分を変え、人生が変わるということですね。

レッスン

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