プラスサイズモデルがラップミュージックと出会う | 自分を変える 自分が変わる第1回

プラスサイズモデル

人は様々な出会いによって変わっていきます。それは人との出会いだけでなく、音楽、芸術、スポーツ、趣味、本、など様々なものと出会うことで、今までとはまったく違った新たな自分に変わっていくことです。そしてそれは仕事や生活、ライフスタイルまで影響します。
今回は、現在プラスサイズモデル(ぽっちゃりモデル)ママモデル、さらにラッパーとして活躍するみくるさんに、自分を変えた出会いについて語ってもらいました。

(編集部)


私を変えたもの

「人生を思い切り楽しもう!」そう思えるようになったのは、日本語ラップに出会えたからです。

リアルでメッセージ性の強さに心を打たれるラップ。
はじめは観客でしたが、ラップ教室でレッスンを受けて自分でもラップを歌い始めることに。
ラップ会場では、直接ラッパーと話せる機会や、同じヘッズ達と交流できる場として、多くの人と会い沢山の刺激を受けました。
ラップを通して、背中を押してもらい、憧れていたプラスサイズモデルの世界へと飛び込みました。そこで受けたウォーキングレッスンでは、美しい歩き方や所作、自分の愛し方を教わりました。

「ラップ」と「プラスサイズモデル」
真逆のイメージですが、ラップをやっていたことでモデルとして役立つことや、モデルをしていてラップに役立つことがあって面白いなと思います。

これを読んで、少しでもラップの世界、プラスサイズモデルの世界に興味をお持ちいただけたら嬉しいです。

人生を変えるラップとの出会い

私の人生において、大きな転機が2度ありました。
1度目の転機は日本語ラップに出会ったことです。日常が日本語ラップで溢れ、自ら歌うまでになり、ラップに沢山助けてもらいました。

ラップと言うと男性が多い世界だと思われがちですが、今では、女性が多いライブや、家族連れで参加できるイベントなどもあります。また、女性もフィメールラッパーとして活躍しています。
ラッパーになるには、私のように教室に行く人もいますし、もちろん独学で勉強されている人もいます。決まりがないので今日からラッパーだとみんなが言えるところが私は好きです。
ラップを通して沢山の人に会いました。ラッパー達と直接会って話す機会や、ヘッズとラップについて語りあったり、仕事関係でもラップが好きなことを話題に話が盛り上がったり、自己紹介のときに実際にラップを披露することもありました。

そんなある日、ラップを武器にもう一つの新しい扉が開かれたのです。
新たな扉を開いてくれたのは、東京・福生市主催で開催したラップのワークショップに参加していたDさんでした。Dさんはラップの知識が豊富で、私の中では、ラップの教科書のような人です。ラップ以外にもイラストを描いたり、自分でラジオ番組を作って配信をしたりしています。
Dさんに刺激された私は、もっと新しい自分に会ってみたいと思い、ネットサーフィンをしているとぽっちゃりモデルが七変化と言う記事を発見。
私はこの記事を読んで初めて「ぽっちゃりモデル」「プラスサイズモデル※」という言葉を目にしました。

2度目の転機は、プラスサイズモデルに出会い、自分を大切に愛すことができたことです。この2つの大きな転機は私の人生を大きく左右しました。

プラスサイズモデル(Plus-size model)は、主にプラスサイズ服(英語版)の着用に従事している平均より大きい身長(しばしば体重超過か肥満)のモデルに適用される用語で、今や世界中で活躍している。(Wikipedia)

近年はプラスサイズファッション専門の雑誌や通販サイトが増え、日本でもプラスサイズモデルの需要が高まってきていますが、調べてみると実際にぽっちゃりモデル専門の事務所は「グラぽちゃ」だけです。
私自身、ぽっちゃりしていることがコンプレックスで、モノトーンの服ばかり着ていたので、画面いっぱいに映る、煌びやかで、艶やかで、華やかで色とりどり美しいモデルたちにくぎ付けになりました。

記事の最後にこれからもモデルを募集していくと書いてあり、居ても立ってもいられなくなりました。グラぽちゃ代表の桃果さんに会いたい、私も次に開かれるファッションショーに出てみたいと強く思い、思い切って応募することに。

数日後、グラマラスぽっちゃりコレクション(グラぽちゃ)代表の桃果愛さんにコンタクトを取り面談してもらえることになりました。
もちろんアピールポイントにラップのことを書き応募しました。
面談の中で、モデルとして、一番やりたいお仕事はなんですか?という質問にファッションショーに出たい、あの舞台に、桃果さんと同じ舞台に立ちたいと、ランウェイモデルになりたいと伝えました。
すると「一緒にやりましょう」とグラぽちゃに入れてもらうことになり、
桃果さんから「ウォーキングレッスンをしましょう」と提案がありました。

プラスサイズモデルみくるさん

そしてウォーキングレッスンへ

私はヒールを履くことはあまりなく、お洒落とは無縁な世界で過ごしてきました。
当たり前ですが、歩けなければショーには出られない。即答で「はい!」と答えました。
それから1カ月後、ウォーキングレッスンへ参加することになります。
私は、男性の先生と女性の先生に習いました。それぞれ、レッスンの仕方は違いましたが、モデルとしての精神やルールは同じでした。
レッスンの中には、モデルとしてだけではなく、女性として、ママとして輝くためのヒントが散りばめられていました。

プラスサイズモデルみくるさん
左<モデルになりたての頃> / 右<ポージングレッスンを受けた後>

ラップのレッスンもウォーキングレッスンもどちらも違うジャンルですが、新しい私に出会うことができ、
「ラップできます」「プラスサイズモデルをしています」というアピールポイントを与えてくれました。
今では、自分を表現するための大きな武器となっています。


(編集部)
大人になって、中学校や高校の同窓会に出ると、「あいつ変わったなあ」と思う同級生がいますね。たぶん、彼、彼女には自分を変えるような色々な出会いがあったのだろうと。みくるさんは、ラップ、そしてプラスサイズモデルとの出会いによって人生が大きく変わりましたが、何よりも興味を持った世界に自ら飛び込んでいく積極性が自分を変えたのではないでしょうか。次回はみくるさんがどのようにラップを学んでいったのかを語っていただきます。

プラスサイズモデル

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