野村家の夕食時
玉子「へっへっへっ、食後のお楽しみ！ デザートの時間よー」
伸宏 YUNAMON「わああ」
デザートを出す玉子
玉子「はい、YUNAMONは梅ゼリーね。」
伸宏「わっ！デザートも梅なんだ」
玉子「パパは、いつものこれね」
YUNAMON「なあに？それ？」
伸宏「ナタデココ」
YUNAMON「“NASA”へ行こう？」
玉子「いかない！ “ナ・タ・デ・コ・コ” 昔、流行ったのよ
わざわざ取り寄せてるんだからねー」
わざわざ取り寄せてるんだからねー」
YUNAMON「そういうママは、何を食べてるんだモン？」
玉子「最近これにハマってるのよ」
伸宏「タピオカ？」
玉子「ううん、パンナコッタ」
伸宏「古っ！」
玉子「そんなことより、今日は学校どうだった？」
YUNAMON「あのね、授業中に私が消しゴムを落としちゃっちモン。
そしたら、隣の席の男子が拾ってくれたモン。」
そしたら、隣の席の男子が拾ってくれたモン。」
玉子「あら、優しい」
伸宏「そいつ、イケメンか？」
玉子「やーだぁ、やきもち焼いてるの？」
伸宏「ち、ち、ち、ち、違うよー」
YUNAMON「だからね、私、Thank you. って言ったモン」
YUNAMON「そしてらね、なにそれ？サンキューだろって、笑ったのよ」
伸宏「確かに、サンキューって、普通に言っちゃうね」
YUNAMON「だからね、Thank you. か、Thanks. よって教えてあげたモン」
玉子「私たち“th”で舌挟むの苦手だもんね。」
急に“th”を練習し始める伸宏
伸宏「Than ta ta ta イタタタタタタタ！ 」
玉子「ちょっと大丈夫？」
YUNAMON「やれやれ、このレベルから引き上げなきゃいけないモン
頑張らなきゃだモン」
頑張らなきゃだモン」
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