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第4回 なぜ「名詞・動詞・形容詞・副詞」が英語で重要なのか? / あなたは英語の形容詞と副詞の違いが説明できますか? 

(編集部より)
長年「英語が大嫌い」な大学生や社会人を数多く指導してきた高橋基治先生の著書「あなたは英語の形容詞と副詞の違いが説明できますか?〜英語が大嫌いなビジネスパーソンの皆さんが、最初に読む英文法の本〜」の一部を、本人了承のもと、数回に渡ってシリーズでご紹介します。
第4回は、なぜ「名詞・動詞・形容詞・副詞」が英語で重要なのか?。

「あなたは英語の形容詞と副詞の違いが説明できますか?〜英語が大嫌いなビジネスパーソンの皆さんが、最初に読む英文法の本〜」の詳細はこちら


英語を作る基礎の基礎 品詞の重要性

前回の第3回「英語を作る基礎 品詞について」では、名詞・動詞・形容詞・副詞それぞれについて説明しました。

ではなぜ「名詞・動詞・形容詞・副詞」が英語でそれほど重要なのか?

それは英語を形作る基礎の基礎だからです。
品詞の概念・考え方がわかっていないと、どういう理由で単語同士がつながっているかがよく理解できないからです。また、文のどこに単語を置けばいいのかもよくわかりません。
自分で意味の通る文を組み立てることができないばかりか、読んでも正しい意味がとれません。
中でも「名詞・動詞・形容詞・副詞」というのは、英文の根幹を成しているものなので、優先順位が高くなります。

英語は多くの日本人にとって外国語です。
日本語のように意識せずとも勝手に身につくものではありません。
また、毎日の生活言語でもありません。そんな中、外国語である英語が使えるようになるには、どうしてもルールや成り立ちを意図的に学んで、使い込んでいく必要があります。

実は外国語習得の観点からも、これが最も効率のいい方法なんです。
英語のルールや成り立ちといった本質的なことをしっかり理解することで、いつでも必要なときに思い出せて、その知識をテコにして、最後にはどんな難しい文でもそれなりに正しく解釈できるようになるという利点があります。これほど心強い味方はいません。

また頭で納得したことはなかなか忘れませんから、一生ものの財産になります。
最初は慣れないため何かと大変でしょうが、どうか本書とじっくりつきあって、骨太の英語力を身につけてください。


コラム(1)英語の仕組みは、実はとても単純です。
英語の文で一番多い形はなんだと思いますか? 実は、I like K-POP.(私はK-POPが好きです)のような形です。
I(私)※が最初に来て、次にlike(好き)という動詞、そして「何が」にあたる名詞 K-POPという順番です。
これがわかれば、I lock the door.(ドアの鍵をかける)、I wash my face.(顔を洗う)、I get a haircut.(髪を切ってもらう)などなど、日常の基本的なことはかなり表現できるようになります。そして、日常会話で使われている英語の80%は中学校で習った単語でカバーできるとも言われています。すでに皆さんが知っているか、聞けばわかるような単語ばかりです。
受験のイメージからか、難しいと思われがちですが、実際の会話で使われる英語はいたってシンプル。まずはこの実態を知っておいてください。
※正しくは代名詞と言います。主語の役割があります。

次回は、名詞と代名詞の違いについてです。


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