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第2回 英語のルールについて / あなたは英語の形容詞と副詞の違いが説明できますか? 

英語のルールについて

(編集部より)
長年「英語が大嫌い」な大学生や社会人を数多く指導してきた高橋基治先生の著書「あなたは英語の形容詞と副詞の違いが説明できますか?〜英語が大嫌いなビジネスパーソンの皆さんが、最初に読む英文法の本〜」の一部を、本人了承のもと、数回に渡ってシリーズでご紹介します。
第2回は、英語のルールについて、そして簡単な問題の出題です。

「あなたは英語の形容詞と副詞の違いが説明できますか?〜英語が大嫌いなビジネスパーソンの皆さんが、最初に読む英文法の本〜」の詳細はこちら


英語のルールについて

英単語には、意味の他に、文の中での役割があります。
それを「品詞」と呼んでいます。
呼び方は、形容詞とか副詞、名詞、動詞といったものです。そしてこれらがルールの下、組み合わさって意味のかたまりや文を作り出しています。このルールを知らないで適当に単語を並べても意味が通じませんし、相手に違和感を与えることがあります。

例えばday a coldでは何のことかさっぱりですね。a cold day(寒い日)ではじめて何のことか理解できます。
また、「幸せな笑顔」というときa happily smileとは言いませんし、言えません。ルールを破っているからです。
この場合 a happy smile ならOK。どうして happily がダメで、happy なら良いのでしょうか? 本書を読めば、なぜダメなのか、どうすればいいのかがわかるようになります。

正直なところ、英語を理解するには、やれ単語だ、文法だ、フレーズだと言う前に、まずここをきちんと理解していない状態で取り組んでもなかなか効果が期待できないんです。それだけ大事であるにもかかわらず、なぜか学校ではあまり詳しく説明してもらえません。そしてそのままほとんどの人が学校を卒業して社会に出て行く。それが現状なんです。

実を言うと、日本の学校教育で、高い英語力を身に着けた人ほど、ここがちゃんと理解できています。きちんと身についているにもかかわらず、疑問やあやふやな点が出れば、再び確認しています。ここが英語理解の「肝」だと知っているからです。こういう人は、英語資格試験などの問題を解いて間違えても、解説を読めばすぐに納得できますし、それが身になり実力となって定着します。

一方、英語が苦手と言っている人ほどこの部分をおろそかにしがちです。
英語がペラペラしゃべれることと関係なさそうだし、面倒くさいからいやだと。もっと会話に使える英語をやれば、そのうち話せるようになるからいいや、というわけです。でもよくよく聞いてみると、結局英語ができるようにはならなかったというケースがほとんどです。皆さんはいかがですか?

そこで、本書では、絶対押さえておかねばならぬ基本ルールを、段階を踏んで丁寧にお話していきます。本書を読めば、「なるほどそうなのか」「ああ、そういうことだったんだ」ということが実感できて、英語との距離がぐっと縮まるはずです。今までより英語に親近感を持って自分から近づいていこうかなと思えるはずです。残念ながら英語の方から近づいてきてくれることはありません。自分から近づいていくしかないんです。本書はきっとそのきっかけになってくれると思います。一緒に進めていきましょう。

英語のルール理解度チェックについて

「英文法問題」と聞いて鳥肌が立ったあなた。ご安心ください。
確かに本書でも、復習テストで英文法の問題が出ます。英文法をホントに理解できているか、皆さんがご自身でチェックができるからです。
一つ一つ丁寧に解説していきます。また日本ではTOEICや英検の好スコアが職場で必要とされることが多いので、その勉強にもなります。この本をすべて読み終えたあと、次の問題が、なぜその答えになるかを含めて完璧に解けるようになります。なので、しっかりと本書に書かれている基本ルールを学んで、好スコアを獲得してくださいね!

【問題】次の4つの選択肢のうち、空欄に入れるのに最も適したものはどれですか?

I run a ( ) in Fukuoka.

  1. bar
  2. fast
  3. river
  4. quickly 

※答えと解説はこのページの下にあります。

次回は、英語を作る基礎 品詞についてさらに詳しく紹介します。


電子書籍のご紹介

あなたは英語の形容詞と副詞の違いが説明できますか?

あなたは英語の形容詞と副詞の違いが説明できますか?
〜英語が大嫌いなビジネスパーソンの皆さんが、最初に読む英文法の本〜

高橋 基治/著  近藤淳司/編集 

プラグインアーツパブリッシング
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【問題の答えと解説】
答えは1。動詞runは他動詞です。また冠詞aの後ろには英語のルールとして加算名詞がきます。よって( )内には必ず名詞が入ります。1. bar(バー)と3. river(川)は名詞で、2.と4.は副詞です。そこで、1か3のどちらかということになります。こういう時には動詞で判断します。この文のrunは、「~を経営する」という意味の他動詞ですから、正解は1.bar「私は福岡でバーを経営しています」です。3. riverだと「川を経営する」というおかしな意味になってしまいます。

英語のルールについて

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