フェイシャルヨガインストラクター 嶋 理紗子さん(前編) /ワインの楽しみ方 仕事で輝くワインラヴァーたちとのワイントーク!

嶋 理紗子さん

ワインを楽しんでみたいけど、ちょっと敷居が高い……そう感じている方、とても多いのではないでしょうか。私もワインを学ぶ前の20代前半の頃はそうでした。
でも大丈夫。知識があろうとなかろうと、私の周りのワイン女子のみなさんは、様々な方法でワインを日々エンジョイしているようです。
彼女たちがどんなキッカケでワインを好きになり、今はどんな楽しみ方をしていて、どんな悩みや疑問を持っているのか。インタビューを通じて皆さんのリアルなワインライフを探ってみました。

4人目のゲストは私の大切な飲み仲間。ご夫婦でワインのある生活を楽しんでいる、嶋理紗子さんです。

聞き手 瀬川あずさ 近藤淳司(編集部)


「今日でマリアージュのレパートリーが一気に増えたよ」

「笑顔」の源はワインだった!?

嶋理紗子さん(以下、嶋):嶋理紗子です。宜しくお願いします。

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嶋 理紗子さん

嶋理紗子(高津文美子式フェイシャルヨガ協会認定アドバンスインストラクター)のプロフィール
立教大学卒業後、化粧品会社にて商品開発を担当。第二子出産を機に退職し、しばらく子育てに専念。現在はフェイシャルヨガインストラクターとして活動中。大学時代にフランス留学の経験がありファッションとワインが好き。

瀬川あずさ(以下、瀬川):理紗子ちゃんよろしくね。もう、理紗子ちゃんのことは良く知っているけれど……自己紹介をお願いします。

嶋:はい。今は主婦をしていて、10歳と12歳の子供がいます。あずさちゃんとは学生時代からの友達なのですが、一番仲良くなったきっかけが「のんべえ会」と名付けた、お酒好きのメンバーが集まる女子会で。その時に色々なワインをみんなで飲むのが楽しくて「ワインって絆が深まるんだなぁ」と、その魅力に気づくキッカケになりました。今でもワインは好きでしょっちゅう飲んでいます。

編集部 近藤淳司(以下、近藤):よろしくお願いします。瀬川さんとは飲み友達なのですね。以前は化粧品会社にお勤めだったと伺っています。

嶋:そうです。KOSEという会社で商品開発をしていました。

瀬川:理紗子ちゃんはその頃からワインは結構飲んでいたよね?

嶋:もちろん! ワインは美容にもいいからね(笑)

瀬川:なるほど。赤ワインはポリフェノールがあるしね! のんべえ会の仲間ってみんな美意識高いのに、お酒もしっかり? 楽しんでいて、本当に尊敬する。改めて教えてほしいのだけど、理紗子ちゃんが最初にワインを飲み始めたのっていつ頃?

嶋:ワインはお酒が飲める年齢になったらすぐに飲んでいたけど、もっと深く知りたいなと思ったのは結構最近かも。

瀬川:理紗子ちゃん、数年前に私が講師を務めるワインスクールに来てくれていた時期もあったよね。ちょうどその頃に、もっと興味が出てきたのかな?

嶋:そうそう! とても美味しいワインに出会って、感動して。それでワインをもっと深く知りたいし勉強したいと思ったの。

瀬川:そのワインはレストランで体験したの?

嶋:そう。フレンチレストランでソムリエさんにオススメしてもらったのだけど、その方のプレゼンテーションが素晴らしくて。銘柄とかは覚えていないのだけど、とてもキレイでミネラル感がある白ワインだったなぁ。マリアージュも完璧だったし……。

瀬川:そんな感動に出会えると、嬉しいよね。

近藤:素晴らしい体験だったのですね。お料理はどんなものと合わせたんですか?

嶋:フレッシュな前菜でした。それまであまりミネラル豊富なワインって好きなイメージがなかったのですが……そのワインを味わってイメージが全く変わりました。ソムリエさんの話術もあってか、とても印象に残ったんですよね。

瀬川:確かに、解説を聞きながらワインを飲むと、美味しさって倍増するよね。

際限ないマリアージュの楽しみ

近藤:瀬川さん、いま「ミネラル」というワードが出ましたが、そういうワインってどんなお料理が合うんでしょうか?

瀬川:そうですね。イキイキとしたミネラル感には、フレッシュな魚介類がやっぱり相性いいと思います。例えば、鮮魚のカルパッチョとか。重たくこってりした料理よりも、軽やかでフレッシュな一品がオススメです。フレッシュハーブやジューシーなフルーツを使ったサラダなんかも良さそうですね。

近藤:そういうワインは単体で楽しむよりマリアージュさせたほうがいいんですか?

瀬川:そうとは限らないです。暑い夏の日や、ジメジメした梅雨の日中にミネラル感のある白ワインをキュッと温度帯を下げて味わうとすごく爽快な気分になれますし、料理と合わせなくても、シーンを選びながら十分楽しめます。

熟成した高級ボルドーみたいに、1本をゆっくり時間をかけて味わって、その変化を楽しむ……というシチュエーションとはまた違った、単体での楽しみ方があると思います。

近藤:そうなんですね。勉強になりました、ありがとうございます。

瀬川:理紗子ちゃん、家でもしょっちゅうワインを飲んでいるけれど、どんなところでワインを買って、どんなふうに楽しんでいるの?

嶋:主人はベリー・ブラザーズ&ラッド(※)で買っていて、私が作ったお料理に合わせて、その日飲むワインを選んでくれるの。

※ベリー・ブラザーズ&ラッド : 1698創業の、300年以上の歴史を誇る英国で最も古いワイン&スピリッツ商。英国王室の御用達として世界的に知られており、BB&R(ビービーアール)と呼ばれています。

瀬川:由緒正しきBB&R さんね。そしてなんてオシャレな楽しみ方!

嶋:ただ、1人の時は自分でWINE MARKET PARTYエノテカで買ったワインを開けるんだけど、そんな時どうやってワインを選べばいいか迷うことも多くて。和食系が多いのだけど、やっぱりワインが飲みたくなっちゃって……そういう時って何を合わせればいいのかな?

瀬川:今は和食をワインと楽しむ機会って増えてきているよね。和食店でも、昔はシャブリくらいしか置いていなかったけれど、今では色々なラインナップのワインを置くようになってきてる。

嶋:確かに!

瀬川:和食といっても幅広いから、どんなお料理かによっても合わせるものって変わってくるよね。シャブリはフレッシュな魚介類とかには合うけれど、お醤油を使ったものや煮込み系だと赤ワインが合うときもあるし……。

特にブルゴーニュのピノ・ノワールがとかが熟成すると、出汁っぽい旨みが出てくるから、そのニュアンスがお出汁を使った料理に同調したりもする。出汁がたっぷりしみたおでんとあわせると、柔らかくって滋味に溢れたマリアージュが生まれるよ。

嶋:それは美味しそう……!

料理とワインのマリアージュ
ワインとの出会いを大切にしましょう!

日本ワインやニューワールドワインとのマリアージュ

瀬川:あとは日本ワイン。洗練されて旨みもある甲州(※)種のワインとか。造り方にもよるけど吟醸酒のような「吟醸香(※)」がするものもあって、そういったタイプは日本酒感覚で楽しめたりするよ。

※甲州 : 美しい藤色の果皮を持つ、日本を代表するワイン用ブドウ品種。栽培方法・醸造方法によってさまざまなスタイルになりますが、基本は清涼感と滋味にあふれる清々しい味わいの白ワインになります。近年は世界のワインアワードで受賞する甲州ワインもあり、国内外で注目を集めています。

※吟醸香 : 吟醸造り(低温でゆっくりと酵母を発酵させる製法)によって製造された日本酒が持つ華やかでフルーティーな香りのこと。この発酵段階で生じる独特の香りは日本酒だけでもなくワインに感じられることもあり、特に一部の甲州ワインに多く出現します。

あと甲州の特徴香としてはユズやカボスといった和カンキツのニュアンスがあるから、そういったカンキツを料理に絞るような感覚で、ワインを合わせると楽しいかも。

近藤:それは面白いですね。僕はお刺身やお寿司だとつい日本酒になってしまいがちなのですが、ワインも面白そうですね。

瀬川:お寿司にワインを合わせる人は増えていると思います。私もお寿司屋さんに行ったら、なんだかんだ言ってワインをオーダーすることが多いです。

白ワインは、お醤油のニュアンスが強すぎると難しいこともありますが、白身魚とかイカなどには、キレイにマッチすると思います。特に塩レモンなんかでいただくお寿司だと、凛としたミネラリーな白との相性はすごくいいですね。

近藤:お寿司のシャリとも合うんですか?

瀬川:どんなシャリかにもよりますけど……合わせられますよ。お酢の種類や甘さの加減、ネタとのバランスによって合うワインは変わってきますけど。マグロのヅケとか穴子なんかはしっかりとした赤でも結構いけますよ。

最近ニュージーランドのボルドースタイルのワインを色々な握りに合わせてマリアージュを検証してみたのですが……シャリが赤酢のお寿司にとても相性がいいんですよね。光モノでも意外に合ったりすることもあるので、マリアージュって本当に興味深いんですよね。

嶋:それは興味深い。今度試してみたいな。

瀬川:うん、是非! お寿司とワインのマリアージュって色々な人に色々な持論があるから、人それぞれアプローチ方法があるけれど、固定観念に縛られないで試してみるほうが面白い発見があると思うんだよね。この間は、スペインの品種アルバリーニョ(※)がなかなか良かった。

※アルバリーニョ : イベリア半島の北西部を原産とする白ブドウで、スペインの白ワインを代表する高貴な品種。海の恩恵を受けたミネラル豊かなスタイルで魚介類と相性抜群です。

嶋:焼肉だったら何があうかな?

瀬川:焼肉ね。しっかりとした甘めのタレでいただくなら、濃厚なニューワールド(※)のカベルネ・ソーヴィニヨンとかリッチなスタイルがいいかも。果実味がたっぷりで甘いニュアンスもあるし。

あと、そこまでタレが甘すぎなかったら、コート・デュ・ローヌのシラーとか。スパイシーなニュアンスがお肉に補完されるので、美味しく楽しめると思う。

※ニューワールド : 古くからワイン造りが行われてきたヨーロッパを中心とした国々に対し、大航海時代以降にワイン造りが伝わった、比較的歴史が新しい生産国のこと。アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、チリ、アルゼンチン、そして日本など……様々な国が挙げられます。

近藤:嶋さんは、ご自身でマリアージュを試してみることは、今まであまりなかったんですか?

嶋:やってみたかったのですが、難しくて……。私も和食だと、どうしても日本酒を合わせてしまうことが多かったんですが、今聞いたペアリングはこれから試してみたいと思います。

瀬川:是非ぜひ! あと困ったらロゼワインもありだよ。ロゼは万能選手って言われていて、食事を邪魔しないし、キレイに引き立ててくれるし、すごく優秀だと思う。

嶋:ロゼね! 色もキレイだし、華やかに気分になれて良さそう。今日でマリアージュのレパートリーが一気に増えたよ。

後編へつづく


フェイシャルヨガインストラクターとしてご活躍! 嶋理紗子さんのInstagramのアカウントはこちら

今回のゲストトークで話題になった「取り合わせ」(マリアージュ)については、別の連載の中でもテーマとして取り上げています。ぜひご覧ください。

嶋 理紗子さん

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