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あなたが美味しいと思うお酒をさがしませんか / 田頭大輔さんスペシャルインタビュー

BAR HONESTYのお客様

ー こちら『BAR HONESTY』は本格的なオーセンティックバーですが、お客さんはどんな方が多いですか?
やはり北千住の地元の方とか。

田頭 : 実は地元以外のお客様が多いんです。
北千住は人気の街って今なってますけど、利便性の部分だと思うんですよね。電車の乗り入れ、路線が多いですから。
そのおかげで、千葉、埼玉の方に住んでて、帰っても地元の駅に店が何もないと言う方が、北千住で一旦降りて、ここで飲んで、また電車で帰って行かれたりします。

逆もありますね。
土日とかだと、都内で飲む、みたいな気持ちで、千葉、埼玉もそうですけど、茨城とか栃木とか、逆に西東京や、神奈川の方からもいらっしゃいますし。

今、北千住って集まりやすい場所でもあるんだと思いますね。
みなさんの中間地点のような。

ー なるほど北千住は、仕事帰りに一杯といった会社勤めの方が、帰りがけに立ち寄りやすい立地と言うわけですね。
やはり40代、50代のビジネスマンの方が多いのでしょうか?
バーと言うとそんなイメージですが。

田頭 : お客様の年齢層はホントにバラバラです。
20代の学生さんや若い方から、一番上は80歳という方もいらっしゃいます。
若い方は勉強熱心というか、貪欲な方が多い気がします。
今はある程度の情報が簡単に手に入るので、興味を持ったことを体験するにはどこに行けばいいのか、見つけやすいんだと思います。

洋酒に興味を持った場合、それがバーになるんでしょうね。
若いのにみなさんよく知っていて、驚かされますよ。
年上の先輩方はまさにずっと千住が地元という方で、50年、60年千住で飲み続けていらっしゃることになるので、もう町の事は何でも知ってて。
そういう方からのお話は素直に面白いしこちらが勉強させてもらってます。

次ページ「飲んでみたいお酒と自分が美味しい思う酒」に続く

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