「何を、どう頼んで良いかわからないから、バーは苦手」
そんな不安な気持ちの皆さんに、バーで注文のやり方について、
1.バーの種類とお酒の種類について
2.バーでの注文と注意点
3.やってはいけないNGなこと
の3回に分けて解説しています。
今回は2つ目の「バーでの注文の仕方と注意点」について、解説していきます。
バーでの注文の仕方と注意点
事前にカクテルやお酒を知っておかないといけないのか?と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
「カクテルやお酒を良く知らない」とバーテンダーに言えば、
「お好みを教えていただければ…」
「今の気分とかを言っていただけると…」
「1軒目では、どんなお酒を飲みましたか?」
「ご自宅では、どんなお酒を飲まれますか?」
とだいたい言われます。
でも、いきなり「お好みを〜」と言われても、何て回答して良いのかわからないですよね?
というか回答に困るのが普通だと思います。
ワインやウイスキーのように何も割らず、ストレートで飲むお酒の場合は、少し話がまた違ってきますが、カクテルの場合、様々なお酒を混ぜて作るので、調整シロがかなりあります。
なので、バーテンダーの本音でいうと、お酒の組み合わせは、星の数ほどあり、事前情報が何もない状態で、お客様の好みに合うお酒を提供することは難しいので、できるだけお客様の情報が欲しくて、そんな質問をしています。
バーテンダー側が知りたい情報は、
- アルコール強めor弱め
- 炭酸ありorなし
- 甘めorさっぱり
- 甘めの場合、フルーツ系かミルク系か
- その他アレルギーがないか
※お薬の関係で、グレープフルーツが飲めないということがたまにあります。 - 嫌いなフレーバー、味
- 例:ミント等、
ざっくりこんなもので、これくらいの情報があれば、かなり好みに近づけた味のカクテルをご提供できます。
初見からアルコール度数が高いお酒を提供するバーテンダーはいないので、
- 甘めかさっぱり
- 嫌いなフレーバー、味
だけバーテンダーに伝えてあげれば、「こんなのどうですか?」と、美味しいお酒を提案してくれると思います。
デートの場合
基本は、バーテンダーにお任せで問題ないですが、デートの場合は、注文の仕方については下記についてエスコートしてあげるとベターです。
<配慮した方が良い項目>
①炭酸の有無
②苦手なもの
③アルコールの強さ
①炭酸の有無
炭酸が苦手な女性は、思いのほか結構いらっしゃいます。絶対に確認をしましょう。
②苦手なもの
炭酸と同じように確認した方が良いです。
ミルク系が苦手な人やフルーツでも「グレープフルーツだけが苦手」という女性がいます。
③アルコールの強さ
酒豪のような女性であればどうにでもなりますが(笑)、そこまでお酒に強くない女性であれば、ロングカクテルをオススメしましょう。
ロングカクテルとは、お酒をソーダやコーラ、ジュース等で割って飲むものです。
もし、そのお店がフルーツカクテルを提供しているお店だったら、フルーツカクテルをオススメしましょう。旬のフルーツを使ってカクテルを作りますので、間違いがないです。
ちなみにですが、「この子、めちゃめちゃお酒飲めるから、アルコール度数高めでカクテル作って!」と注文をいただいても、一見さんの場合、どれくらいお酒を飲める方かわからないので、ある程度抑えて作ります。
本当にお酒が飲める人の場合、アルコール度数が比較的高いショートカクテルをオススメします。
お酒が飲める女性の場合、どちらかと言えば、さっぱりしたドライな味を好む傾向があります。
ショートカクテルと言っても、カクテルのレシピは無限に存在するので、ここから先は、バーテンダーを介して、好みを決めて行く方がベターです。
女性への配慮もさることながら、自分が何を注文したら、格好良く見えるのか?が一番気になるところだと思います(笑)。
居酒屋メニューを注文しても微妙だし、かといって、ビールとか頼んでもな…みたいな(笑)
私が20代の頃は、「ジンジャーハイボールにライムを入れて下さい」とよく注文していました。普通のハイボールから、少しこだわりを見せた感じですね(笑)。
30代後半になった今の私だったらどうするか?と考えたら、
- そのお店のオススメを注文する
- ジントニックを注文する
の2択で考えます。
どのお店もその時にオススメしたい、カクテルやお酒が必ずあります。
比較的お得に設定されていることが多いですし、店側としても、一番売りたいものなので、素直にそれを注文する方が良いです。
オススメが複数ある場合、何が違うのかを聞いて、その中から選択しましょう。
ジントニックについては、「えー居酒屋メニューじゃん」と思われるかもしれません。
ジントニックは、そのお店の技量を示すと言われているカクテルです。
「まずは、王道のジントニックで…」という感じで言い切っちゃいましょう。
少し慣れてきたら、少し変わったジンはありますか?とバーテンダーへ聞いてみて下さい。
まともなバーであれば、少なくとも2種類以上のジンを置いているはずなので、そこで味の違いを楽しむことも良いかもしれません。
ここで重要なことは、知ったかぶりをしないことです。
知ったかぶりをして、貫き通せればカッコつけられますが、お酒も回ってくるので、どこかでボロが出ます(笑)。
「知らないことは知らない」で、何も問題ないです。
バーテンダーからのうんちくを聞いた時に、「へーそうなんだ!知ってた?」と一緒にいる女性との会話のネタにするくらいが、気持ちが良いです。
女性側からも、好感度があがると思います。
大人数の場合
5名以上でバーに行く時はあまりないと思いますが、例示的に注意点を挙げるとすると、ファーストオーダーは、ある程度、絞って注文した方が良いです。
全員バラバラにした場合、提供に時間がかかり、乾杯までの雰囲気が悪くなります。
乾杯までをいかにスピーディーに行うかが焦点になりますので、ジントニック、ウーロン茶、カシスオレンジ等、その中から選ぶように案内をした方がベターです。
次回は、実際に注文する時の「やってはいけないNG」について書いていきます。
おススメのシリーズ
【お知らせ】 この記事をご覧の皆様に、投稿者 福岡さんのお店「BAR DEEP」よりお知らせです。
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