一昔前とは違い、喫煙・禁煙の確認も、お店を検討する時の重要な項目となってきており、デートや友達との会食、接待等でも、場合によっては、最優先項目になることもあります。
今回は、飲食店の喫煙・禁煙事情とお店側の本音と実態について、記事にしていきます。
健康増進法の改正
禁煙の店が増えた背景として、法改正が大きく関わっています。
法改正の趣旨は明確で、
- 基本的考え方1…望まない受動喫煙をなくす
- 基本的考え方2…受動喫煙による健康影響が大きい子ども、患者等に特に配慮する
- 基本的考え方3…施設の類型・場所ごとに対策を実施する
上記3つがあります。
改正健康増進法での「たばこ」とは、加熱式たばこも規制の対象として含みます。
飲食店に限らず、令和2年4月1日から2名以上の利用者(従業員等を含む)がいるすべての施設は、原則、屋内禁煙となっています。
飲食店での禁煙・喫煙状況について
飲食店の場合、特例措置を受けることができます。
諸条件はありますが、ざっくりいうと、
- 令和2年4月1日時点で、すでに営業していること
- 資本金又は出資の総額が、5,000万円以下であること
- 客席面積が100平方メートル以下であること
の3つに該当していれば、喫煙可能な店舗として特例措置を受けることができます。
よって目安としては、50席未満のお店であれば、ほぼほぼ喫煙可能な店と考えて良いかと思います。
※10席もない小さなお店でも、禁煙にしているお店もありますので、そこは注意が必要です。
法改正後、間違いなく禁煙の飲食店は増えました。
バーの場合ですが、
- 50席以上の大型店舗が少ない(というか、ほとんどないはず)。
- 格式が高いバーであればあるほど、葉巻を置いている店も多い。
という理由で、まだまだ喫煙可能なお店は多いです。
よって、タバコが完全にNGという場合は、バーは場所として不適切かと思います。
それなりに広いお店の場合、個室がある店もありますが、店舗数はかなり少ないのが実態です…。
非喫煙者には、どのように配慮すれば良いのか?
ある程度人数が集まる空間に行けば、大なり小なり喫煙者はいます。
禁煙の店が増えたことで喫煙者も昔と違い、タバコを吸わない人へ配慮する人が増えてきたとも感じています。
※どんな時でもタバコを吸う時は、近くにいる人へ吸っても問題がないか確認した方が良いです。
繰り返しになりますが、タバコが絶対にNGな場合は、バーはオススメできませんが、雰囲気で会話が弾むこともあるので、お店を選ぶ時に、そこまで気にしないで良いのでは?とは思っています。
ちなみにですが、ウイスキーやラムをメインで提供しているお店は、葉巻を置いている店が多いです。
確かに葉巻とウイスキー、ラムと相性が良いのですが、普段嗅ぐ機会が少ないこともあり、強烈に洋服に匂いがつく印象があります。
その場合、クロークに預ける等、お店側に洋服を預かって貰うことも可能です。
また逆にカクテルの華やかな味わいを楽しめなくなるので、カクテルをメインで提供しているバーでは、葉巻がNGという店も少なくありません。
店内の花は、全て生花ではなく造花というお店もあるほどです。
もし、タバコの煙が苦手な人がいる時にバーに行く場合、お店側へその旨を伝えていただければ、カウンターの端の方等、煙が届きにくい場所を案内してくれます。
なので、お店側に気軽に相談していただければと思います。
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