前回「バーテンダーが感じるウイスキーの魅力」に引き続き、今回もウイスキー関連の記事となります。
今回は、バーテンダーが教えるウイスキーの飲み方について書いていきます。
飲み方は、たくさんありますが、
まずは、皆さんお馴染みのハイボールから御説明いたします。
ハイボール
ウイスキーとソーダを使ったカクテルです。
居酒屋等では、飲みやすくする為にカットレモンを入れますが、バーでは基本レモンは入れません。
レモンを入れるようになった背景については、以前の記事で説明しておりますので、そちらをご覧ください。
※マズいハイボールとは?Part.1
作り方のコツですが、
グラスだけを冷やすだけでなく、ウイスキーを注いでから、(混ぜて)冷やしていきます。
よくグラスに氷を入れて、グラスを冷やす人がいますが、あまり意味がありません。
正確には、冷やすというよりウイスキーと氷を馴染ませるという表現が正しく、
氷とウイスキーの温度を一定にすることが、美味しいハイボールを作るコツになります。
細かい技術的な話をするともっと沢山理由がありますが、ご自宅や仲間内で楽しむ分には、下記に注意していただければ、
美味しいハイボールが出来上がります。
- 氷を入れたグラスにウイスキーを注ぐ
- 氷とウイスキーを馴染ませる(5回程混ぜる)
- ソーダを適量注ぐ(ウイスキー1に対して、ソーダが3がベストです)
- ソーダを注ぎ終わったら、軽く1回混ぜる
※混ぜすぎると、炭酸が飛んでしまい、美味しくなくなります。
※どこかのタイミングで、プロが作るハイボールの作り方を記事にしようかなと思います。
個人的には、レモンを入れる場合、ソーダで割った時ではなく、ジンジャーハイボールの時に、レモンを入れることがオススメです。
ジンジャーハイボールは、ソーダをジンジャーエールに変えたハイボールです。
どんなジンジャーエールを使うのかにもよりますが、市販のジンジャーエールは、甘いジンジャーエールが多いので、レモンが入ることで、味が引き締まり美味しく飲めます。
比較的安価なウイスキーでハイボールを作る場合、オススメの飲み方なので、是非お試しください。
ハイボール用のオススメウイスキーは、ジェムソンというウイスキーです。(下記参照)
様々なハイボールを飲んできましたが、飲み疲れがなく、後味もスッキリで、圧倒的に飲みやすいです。
※某CMのウイスキーも美味しいですが、飲み終わりの後味や飲み疲れがあります。
注文の際、ウイスキーの選択肢がないならそれを飲みますが、他に選択肢があれば、私は注文しません。
ボトルの価格も1本2,000円前後くらいで購入しやすい価格で、一般的なスーパーにも陳列していますので、いつも使われているスーパーで一度棚を見てみてください。
ちなみに、今は、人気すぎて手に入らなくなった山崎12年というサントリーのウイスキー(下記参照)がありますが、バーでこのウイスキーをロックではなく、ハイボールで飲むと「あーこの人、お酒わかってるねー」という目線で見られます(笑)。
良いお酒なのでどんな飲み方をしても美味しく飲めるのですが、敢えてソーダで飲むという、プチ贅沢感があります。
実際、山崎12年のポテンシャルを一番引き出して飲む飲み方だと思います。
良いお酒なので、ついつい「ロックで!」とか「ストレートで!」と言ってしまいそうですが、そこは、「ソーダで!」と言ってみてください。
たぶん東京都内だと、今は1杯1800円くらいすると思いますが、一度飲んでみる価値はあります。
ハイボールにおススメのウイスキー
ジェムソン(Amazon)
■【No.1アイリッシュウイスキー】 JAMESON (ジェムソン) スタンダード
サントリー山崎12年(Amazon)
おススメのシリーズ
【お知らせ】 この記事をご覧の皆様に、投稿者 福岡さんのお店「BAR DEEP」よりお知らせです。
BAR DEEP 店舗情報
■住所 : 福岡県福岡市中央区西中洲1−14 プロスペリタ西中洲6F
BAR DEEP オフィシャルサイト
https://bar-deep.com/
■営業時間 : 平日・金土・祝日前…21時〜4時30分
日・祝日…21時〜3時30分
※営業日については、Instagramにて確認ください。
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