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求職者が求めるもの


どこの会社も「人材の確保」「人材の教育」は、永遠のテーマだと思います。
当店も今年の頭から、色々改革を続けてきて、求職者(応募者)が求めるものに変化が出てきたので、
今回は、その変化の内容について記事にしていきます。

面接時に重要視していたこと

アルバイトの面接では珍しいかもしれませんが、当店では、だいたい1時間くらい面接をしています。

面接でヒアリングする内容や時間配分ですが、

  • 求職者(応募者)の人となりを知る(特に人柄や考え方)…約40分
  • 店舗の説明、ビジョン…約20分

という形で面接をしていました。

求職者の人となりを知ることに時間を割いていた理由としては、

  • 採用後、スタッフを今後どのように成長させていく方が良いのか?
  • 実際に当店で働いていけそうなのか?

を面接の段階である程度見極める為に、時間を割いてました。

今回、応募するきっかけや背景。どういう人生を歩んできたのか?等、かなりプライベート的なところまで、踏み込んで聞いてます。

求職者が求めているものが当店に合わないと判断した時は、求めているものを叶えられる同業のお店を紹介したり、
全く違うアルバイトを紹介したり、場合によっては、税金の話も含め、社会のルールや人生のアドバイスに近いことまで伝えています。

面接時の時間配分の変更

簡単に言うと、面接時に話す内容の時間配分を逆転させました。
店の説明・ビジョンについて話をした後に、その反応から適応判断するようにした結果、
働き始めの導入部分だけではありますが、今までのスタッフとは違ったスタンスで、働き始めてくれているように感じます。

企業の面接等では、今までの当店と同じように、求職者の自己PRを主体とした面接が多いかと思いますが、飲食店のような業界の場合、求職者発信中心の面接じゃない方が良いのかもしれません。
※現場のマネージャーからも聞きましたが、最近採用したスタッフは、面構えが違うように感じるとの事です(笑)。
私は現場に立っていない立場ですが、客観的に見ても、「なんだかイケそうな感じ」がしています。

人生における選択肢は増えたが、迷いが生じている

求職者になんで当店に応募してきたのか質問をして返ってくる回答は、
「収入増加」や「転職活動の繋ぎ」がほとんどです。

ですが、面接の過程で、お店でやりたいことやビジョン等を伝えると、
「(DEEPで働くと)何か変われそうな気がします」と言われることが増えてきました。

なぜそう言われることが増えてきたのかは、はっきりは言えませんが、

  • 個性を重視されすぎて何がやりたいかわからなくて、大人(親や先生)も強制することが出来ない世の中になってきたこと
  • YouTubeやSNSの発展で、夢や目標に向かって努力し、成功を収めている人が一定数見える化されていること
  • 選択肢が数多くあるが、強制されたことがない人が多いので、判断基準を持っていないまま大人になっている可能性があること

が要因ではないかと、推測しています。

改めて考えると、飲食業界だけではなく、どの業界にも同じ事が言えるような気がしています。

求職者が求めているものは、例えアルバイトであっても、決して「とりあえずの生活費稼ぎ」「小遣い稼ぎ」だけではなく、「仕事を通して自分が変われる場」「世の中(知らない世界)を学べる場」といったもの。次のステップへと進むために「成長できる場かどうか」、ということかもしれません。

この記事をご覧の皆様で、採用に関わる方は、どのような面接をされていますでしょうか?

もし宜しければ、コメント等で教えて下さい。


【お知らせ】 この記事をご覧の皆様に、投稿者 福岡さんのお店「BAR DEEP」よりお知らせです。

飲食店の明日をご覧の皆様へ。
当店へご来店の際に、「記事を見たよ」とスタッフへ言っていただければ、最初の1時間の飲み放題料金を25%OFFにてご案内させていただきます。
福岡いらっしゃった折には、是非お立ち寄りください。

BAR DEEP 店舗情報

■住所 : 福岡県福岡市中央区西中洲1−14 プロスペリタ西中洲6F

■営業時間 : 平日・金土・祝日前…21時〜4時30分
日・祝日…21時〜3時30分
※営業日については、Instagramにて確認ください。

■Instagram
飲み放題へのこだわりが日本一のBARです。
https://www.instagram.com/bar_deep_nishinakasu/
■お仕事や御相談などお問い合わせ
fukuhashi0101@fukuhashi.jp

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