Instagram広告の分析

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7月のDEEPの成長日記で少し触れました「Instagramの広告の分析」について今回は、記事を書いていきます。
マーケティングや広告関係のお仕事をされていない場合、馴染みがないテーマかもしれませんが、この記事を読んでいただいている皆様の会社のサービスにも置き換えて考えることができると思いますので、是非ご覧下さい。

広告(知って貰う活動)への考え方

以前にも書きましたが、ECサイト等一部の販売方法を除いて、広告を出す(出稿)ことで、いきなり売上に繋がることはないです。

この記事で何回も書いていますが、

の順番で人は動きます。

また広告に限ったことではないですが、「売上が上がった・下がった」より「今回の広告費では、どういうデータが取れたのか？」が重要だと思います。
逆を言えば、検証するデータが何も取れていないという結果が、一番最悪です。

先行きが見えない・変化が早い時代なので、仮説を立ててみることは本当に重要で、その仮説が正しかったのか検証を繰り返していくしか生き残る術はないと思います。

いきなり売上を求めるのではなく(その活動も大事ですが)、お客様をデジタルを介して育てていく意識も持ち合わせていくべきだと考えています。

分析の結果

今回、初めて分析を外注しました。
専門の企業に依頼したからこそ、理解・把握できたことがありました。
当初、自分達だけでやった分析では、

• お酒の紹介動画系は、ニーズがない。
• とにかく動画の方が、ニーズがある。
• How to系(ライムの切り方等)が、最もニーズがある。

と推測していましたが、分析の結果、

• 延べ人数にはなりますが、約6ヵ月広告を配信(約8万円分)して、約135,000人に当店の何かしらのコンテンツを届けることができた。

• Howto系は、動画視聴率は高いものの、保存数は少ない。

• 店舗紹介は、動画より静止画の方が、クリック率が高い傾向にある。

• お酒の紹介動画は、最も保存されているが、動画視聴率は低い。

ということがわかりました。

他にも広告の配信設定が上手くできていなかった(正確にはもっと細かく設定できる方法があった)ことも、わかりました。
自分達が想定した内容と違った結果が出たことで、次からどういうコンテンツを配信していくべきなのかの参考材料になりました。

今後、お客様になり得る方が、どういう内容に興味を持っているのか？何を知りたいのか？をデータとしてしっかり把握することは、どの業界でも重要だと思います。

これから改善できそうなこと

今回、分析を依頼した企業から

1. せっかくお店に興味を持ってくれたとしても、Instagramのプロフィールに飛んだ後、店舗の住所が記載がない。電話番号の記載がない。
2. 店舗の特徴を動画や静止画の中に文字として入れ込む、一言でわかるサービス名を入れ込む

等の指摘をいただきました。
指摘の内容については、ごもっともでして、
１の住所の記載については、この店ってどこにあるの？って確認したい時に、ざっくりでも良いのでどこあたりか知りたいことってありますよね？
なんなら、Googleマップに飛んで現在地からどれくらいかかるのか、1クリックで調べたいと思いませんか？
本当に些細なことですが、この積み上げが非常に重要で、いかに検索性や操作性が良いか、お客様に手間と取らせないか考えていくことが大切です。

２については、「一言でいうと、うちはどんな店？」という紹介・告知をすることに値し、一般的にはブランドや他店にはないサービス(強み)のことだと思います。

等かなと…。
店側としては、直接会えばいくらでも説明して伝えられるかもしれませんが、それでは伝えられる人数も限られてきますし、何より面識がない人には全く伝わりません。

1も2も早速改善していきたいと思っています。

よく広告の世界では、小学5年生にわかるような文章で説明するようにと言われます。

年齢を重ねるにつれ、多少使い勝手が悪くても、力技で解決してしまうことがあると思います。それも仕事が出来る人であればあるほど、その傾向は強いと思います。
自分がその道のプロフェッショナルであればあるほど、相手に対して専門用語を使ったり、専門性を求めてしまっていることがあります。

今一度、自社のサービスが新規のお客様にとって、優しくお迎えができるようになっているのか確認をした方が良いかと思います。

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