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デジタルを起点としたお客様接点の重要性(2)

デジタルを起点としたお客様接点の重要性

前回の記事の続きとなります。

外食産業のデジタルの利活用度合いとは?

さて、外食産業において、デジタル接点の重要性はいかがでしょうか?

コロナも落ち着き、外食の機会やインバウンド需要は、回復傾向にあります。
しかし、以前のように何もなく友人や知人と飲みにいく機会は、確実に減ったと思います。
直近では、物価の高騰の影響を受け、個人が自由に使えるお金は減っていますので、支出に関することついては、よりシビアになってきています。

こちらは消費者視点での調査結果です。

■『加速するグルメサイト離れ。「Google」利用率トップに。「食べログ敗訴は妥当」、飲食店で多数派』
(PR TIMES 第3回グルメサイトに関するユーザー&飲食店意識調査より) 

残念ながら未だに「大手グルメサイトに載っているから」「評価☆いくつだから」「口コミもソコソコあるから」と、安心している飲食店はごまんとあります。
いつの時代の話だよ!って突っ込みたいとこですが、上記の調査にもあるように「グルメサイト信頼しない層、2年で1.2倍に、利用率も大幅減」というのが現実です。

食事をメインにした飲食店の調査結果なので、お酒をメインで扱う業界にがっつり当てはまるわけではないですが、やっぱりグルメサイトに頼ることなく、SNS以外、Webサイトの作成は必要だと思います。

んじゃ「何でも良いから、とりあえず作ればいいのか?」とそういうわけでもなく、自社のメリットを明確にわかりやすくする必要があり、消費者が知りたい情報へ綺麗に遷移(せんい)できるページ構成が必要です。

たまに、「あれ?知りたい情報これじゃないんだけど…」と思うことってありませんか?

知りたいページに辿り着かない、なんか変なメッセージが出てくる、そういうページが多すぎて、「まぁしゃーない」と思って、ササッと別のサイトを調べたりすることって思い返したら、結構な頻度であると思います。
これって本当に些細なことのように思いがちですが、この瞬間、検索している人からすると、顧客ではなくなったということになります。

既に大繁盛のお店だったとしても、その店のことを知らない人からすると、「なんか人が多い店」以上は何もわかりません(笑)。
なので、路面店でせっかく興味を持ってくれた人に対して、将来の見込み客を逃すことになってしまうので、大繁盛店だろうとWebサイトやSNSへの取り組みは必要だと思います。

そしてこちらは、消費者と飲食店側の使用しているデジタルツールの乖離を書いた記事です。

■飲食店の「Web集客」実施率は約2割。インスタ活用が最多も、消費者の多くはGoogle推し
(2023年01月30日 飲食店ドットコム記事より)

このデータが絶対正しいとは言えませんが、実際、お店を検索する時に最初からInstagramで検索することって、意外と少ないと思いませんか?

Z世代の実態はわかりませんが、ゆとり世代の私の場合、

  • ハッシュタグでの検索がいまいちわかっていない。
  • 結果、欲しい情報まで絞り込むことができない。

というのが実態で、Googleでざっくり調べてもっと細かいレビューを調べる時にInstagramを活用します。
もしくは、Instagramのリール機能等でたまたま見かけた店を保存し、より細かい情報を確認する為に、店舗のホームページへアクセスするといった感じです。

このように、何かしらの購買行動が働いた時、人はその店舗のWebサイト・SNS内をぐるぐると回遊(かいゆう)します。

Googleで仕掛ける方が良いのか、Instagramで仕掛ける方が良いのかは、そのお店によって相性があります。なので、見極めや優先度はしっかりつけておく必要があります。

「お前の店はどうなんだ!」という話になりますがw、当店もWebサイトは作りましたが、今はそこまで活用できていません。
理由は、経営戦略を見直している真っ最中で、その方向性が固まっていない状態では当店の強みをしっかり消費者に伝えきれないと考えているからです。

Webサイト作成・リニューアルには費用が大きくかかるので、今はInstagramの広告を活用して、消費者のニーズと当店の強みが合致するマーケットを探っています。
一般的に広告でデータとりをする場合、3ヶ月〜6ヶ月で様子をみますが、今のところ、広告出稿している競合が少ないこともあり、そこそこ順調です。

このままデータをとっていき、ある程度方向性が決まったら、がっつりWebサイトをリニューアルする予定です。

今回は外食産業を事例に書いていますが、皆さんが属している業界ではいかがでしょうか?
関東地方、関西地方等、エリアによって、デジタルの利活用度に差があると感じていますが、特に九州は遅れていると感じています。
地域ごとでその土地独自の慣習などあると思いますが、自宅に近い場所でもGoogleなどで検索してお店を探しますので、まずは検索でヒットするようにすることが大事かなと思います。


【お知らせ】 この記事をご覧の皆様に、投稿者 福岡さんのお店「BAR DEEP」よりお知らせです。

飲食店の明日をご覧の皆様へ。
当店へご来店の際に、「記事を見たよ」とスタッフへ言っていただければ、最初の1時間の飲み放題料金を25%OFFにてご案内させていただきます。
福岡いらっしゃった折には、是非お立ち寄りください。

BAR DEEP 店舗情報

■住所 : 福岡県福岡市中央区西中洲1−14 プロスペリタ西中洲6F
BAR DEEP オフィシャルサイト
https://bar-deep.com/

■営業時間 : 平日・金土・祝日前…21時〜4時30分
日・祝日…21時〜3時30分
※営業日については、Instagramにて確認ください。

■Instagram
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https://www.instagram.com/bar_deep_nishinakasu/
■お仕事や御相談などお問い合わせ
fukuhashi0101@fukuhashi.jp

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