BAR DEEPの成長日記 ４月

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毎月恒例の当店の成長日記です。(※前回３月の報告はこちら)

月次予算達成状況

4月は予算未達でした…。要因は、完全な人手不足です。
求人は2月から出し続けていましたが、なかなか上手くいかず、ここ3ヶ月は慢性的な人手不足に悩まされていました。

求人媒体のデータ収集→改善を繰り返してきたことが功を奏して、ようやく2名採用することができました。
※本当は3名だったのですが、諸事情により1名が辞退…。。。
求人の出し方については、傾向が掴めてきたのでそれは良かったかなと思いますが、今回採用したスタッフも即戦力ではないので、これからしっかり教育をしていきたいと考えています。
Instagramの広告運用については、そこそこ順調です。

今回はそのあたりに触れていきたいと思います。

求人の打ち出し方について

ここ数ヶ月の求人の打ち出し方で、検証してきた内容は下記の2つ。

飲食店で求人に悩まれている人も多いと思うので、結果を共有させていただくと、前者は、圧倒的に男性からの問い合わせ数が多く、後者は、女性からの問い合わせが多かったです。
割合的にも、前者を求人広告に掲載している間は、ほぼ男性。後者を求人広告に掲載している間は、ほぼ女性という感じでした。
問い合わせの質も悪くなかったですが、やはり給与訴求の方が、問い合わせ数が多かった印象があります。

ここから先は、個人的な主観と推測になりますが、

という印象を受けました。

面接をしていても、「コンサルティング事業をやっている=安心感・ちゃんと教えてくれそうだから、応募した」というような声がありました。
実際のところ、本音としては「満足のいく給与水準であり別事業を展開している安心感」という行動心理だったと思いますが、行動喚起の後押しになっていることは間違いないように感じました。

飲食業界(特にお酒がメインの店)の場合、女性スタッフへの求人については、どれだけ体の良いことを言っても、夜の仕事ということもあり、給与・報酬が重要視されていることがわかりました。

一方で、店舗側が時給や待遇を良く見せることにも限界があります。
どのお店も同じような時給や待遇で求人を掲載すると仮定した場合、他店と比較対象になる項目は、時給や待遇以外の内容になります。
給与や待遇以外の内容について納得感や安心感を感じられるようなことを、求人媒体の詳細欄に書くことが大切だと思いました。

本当は、理念とかビジョンに共感してくれそうな人が集まってくれたら良いなと思っていますが、まだまだ道のりは長そうです…。

Instagramの広告の動向

Instagramで取れるデータの粒度がそこまで細かくない&分析時に出てくる用語が変わっていて勉強中だったりするので試行錯誤中ではありますが、インプレッション数も増加傾向にあり、フォロワーも少しずつ増えてきています。

CPA(1件の成果や顧客を獲得するために、どの程度の広告費用がかかったのか)も、約1,800円前後で推移しております。

当店のアルバイトの時給が1,500円/時間なので、1時間チラシ配りをさせるより300円程コストはかかっておりますが、既存のお客様がInstagramを見て、動画で説明したウイスキーを飲む方がいらっしゃることを考えると、余裕でプラスになっています。
また既存のお客様からも「次は何を紹介するの？」という期待も少しずつ出てきているようです。
今月から訴求軸を新規顧客向けと既存顧客向けで動画を作成し、検証していきます。

以前から感じていることですが、やはりBARは敷居が高いことが問題です。
その敷居の高さになっている要因を、Instagramを通じて排除できれば、また少し変わってくるのかなと考えております。

4月度総括

今までで在籍人数が一番少なかった時期で、人手不足に悩まされた1ヶ月でした。
2人採用はできましたが、正直あと5人くらい採用したいのが本音です。
5月中旬まで求人媒体への掲載期間が残っていますので、1人でも増えてくれないかなと願っています。

人手不足より本質的な問題は、スタッフにお客様がついている状態で、店舗としてのブランドが確立できていないことが問題です。
ブランドが確立していれば、スタッフが少なくても、来店数が途切れることはないです。
店舗として発信していきたいメッセージのブレがブランドの醸成を遅らせていると感じています。

ここは経営サイドの問題なので早く何とかしたいと考えていますが、現場が回らなかったら意味がありません。
なかなか上手くいかないなーと思いつつも、取り組みそのものは間違っていない(と信じたい笑)ので、一歩一歩頑張っていきたいと思います。

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