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アルバイトという働き方

アルバイトという働き方

先日、大学時代の同級生(上場企業の課長職)と話す機会があり、こんな提案を受けました。

「経営って大変でしょ?継続し続ける難しさと倒産のリスクを考えるとで毎日不安だと思うし…。もう一回サラリーマンをやってみたら?それとなく働いておけば、給与貰えるし、とりあえず与えられた業務をこなせば、クビにならないし。

雑談の中で出た提案でしたが、正社員で役職に就いている同級生に、この提案をされたこと自体は問題ないです。
何なら、心配してくれたのかもしれません。(笑)
※確かに毎日歯を食いしばって生きています。(笑)

彼と一緒に仕事をしたことがないので、彼が仕事を捌ける人物なのか真相は不明ですが、役職的な空きがあったとしても、35歳で上場企業の課長に昇進しているので、恐らくプレイヤーとしては、優秀なんだと思います。

ですが、彼の下で働く部下(社員・アルバイト)は、どうでしょうか?
実態はわかりませんが、私への助言から考察する限り、
「彼の部下では、育つ部下も育たんな…。」と思いました。

ということで、今回は、なかなか根深い「働き方」のテーマについて書いていきます。

社員とアルバイトの違い

今回の記事を書くにあたって、色んな記事を読んでみました。

正社員とアルバイトの違いは、概ねこんな感じ。

  • 雇用形態
  • 給与体系
  • 勤務時間
  • 社会保険への加入義務

他にも社会的信用が違ったりすると思います。

正社員は責任が重く、アルバイトは責任が軽いと言われることがありますが、「アルバイトだから適当に仕事をして良い」ということは決してありません。任された業務を完全に遂行する責務は、対価を貰う以上発生します。

当店の話になりますが、20代の前半のアルバイト主体で店を運営しています。
各スタッフと協議の上、毎月、目標数字を計画し、それを達成できるように指導をしています。
毎月毎月、目標数値は高くなっていっていますし、立ち振る舞いや社会的教養等も教えているため、たぶん一般的な飲食店のアルバイトと比較し、考えられない負荷がかかっていると思います。

実際、何回も指導をして、改善努力をする気が見られないスタッフには、私が指導する時間も、指導を聞くスタッフの時間もお互い無駄なので、今後、指導をしない提案をしたりします。
※その分、一生懸命努力しているスタッフに時間を割いてあげたいですし、お金だけ欲しいなら、もっと他のアルバイトを薦めます。
少々キツい話ですが、感情任せに怒ることはせず、淡々とロジカルに話をします。

こんな話をすると、同業からは、
「アルバイトの職務を超えている!やらせすぎだ!」
と言われることも少なくありません。

可哀想なのは、どちら?

私の感覚値的なものになりますが、「20代で生まれてしまった差」は、多くの場合、一生かけても取り返せないと思っています。

30代に入ると「20代で努力してきた人」同士で付き合い始めるので、20代で努力しなかった人は「20代で努力しなかった人」としか付き合うことができず、そこから先は差が開く一方です。

基本的には、
「20代で努力して結果を出した人が、その後も結果を出し続け、成長し、20代で努力しなかった人は負け続ける」
というのが世の理だと思っています。

また労働基準法がどんどん厳しくなり、若さを活かした体力任せの「馬車馬のように働いて経験値を稼ぐ」ができなくなりました。結果、成長する時間・機会が減っているということだと思います。

一般企業でも、IT化やDX推進によって余剰人員の早期リストラは加速しています。
「そつなく仕事をこなせば、定年まで」という安定神話は、崩れてきていると思います。

またテクノロジーの進化も年々加速しています。
誰でもできる仕事や付加価値の低い仕事は、どんどん自動化されていきます。
外食チェーン大手では、配膳作業はネコ型配膳ロボットに置き換わってきています。
(参考URL https://www.elmo.co.jp/product/robot/bellabot/)

IT化や自動化に伴い、今やっている業務そのものがなくなってしまった場合、どうしますか?
労働力の提供だけをしている作業・業務に、未来はありますでしょうか?

ルーティンワークでも、どんな仕事でも、課題や改善できることはあります。

「会社に自分という存在の爪痕を残す」
という考え方を持っていないと非常に危険だと思います。
そしてこれは正社員でもアルバイトでも変わらないはずです。

いかに貢献するかが大切

飲食店の仕事は、大きく分けると、

  • 接客
  • 調理(調酒も含)
  • それ以外の作業

に分かれます。

これらの仕事を
「ただの作業として、業務を依頼されるのか?」
「プロの仕事として、業務を依頼されるのか?」

では、仕事に対するスタンスが雲泥の差です。

スタッフは20代なので、失敗しても許されますが、30代・40代となると、結果を出せない人に相談はこなくなります。
※相談しても、解決ができないので。(笑)

雇用されている側は、雇用主側へ
「給与以上の働きをしてくれている」と思わせるような働きをしないといけないと思います。

  1. 今の自分ができる業務で稼ぐこと
  2. 今の自分ができないことを、できるようにしていくこと

この2つを若いうちに体で覚えないと、やれる仕事がどんどん減っていきます。

特に2が重要で、2のスタンスが見えると、雇用主側は、
「この子に新しい仕事を任せてみよう」
という気持ちになってきます。

年々時給もあがり、アルバイトでも生活ができるようになってきました。
目先のお金も大事ですが、仕事に向かうスタンスを今一度、確認してみることも大事だと思います。


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