「焼き物」でコーデにワンポイント カジュアルファッションに「有田焼」INしてみた

有田焼

リサーチャー 本間恵理

器の祭典に「身に着ける焼き物」が新風を巻き起こす!?

毎年2月、東京ドームで開かれる国内最大級の「器の祭典」をご存じだろうか?
その名も「テーブルウェアフェスティバル」。華やかな洋食器から、暮らしを彩る和の食器まで、東京ドームの端から端まで色とりどりの器で埋め尽くされる一大イベントだ。今年は新型コロナウイルスの影響で、オンラインでのイベント開催となったようだが、その以前に訪れたことがある。

とにかく、移動は要注意。ブース内を一歩動くだけでも、うっかりぶつかってあの皿を落としやしないか、このコップを割りゃしないかとヒヤヒヤ。そんな緊張感が走る会場にわざわざ足を運ぶ理由は、普段は現地でしか買い付けられない希少な器を入手するチャンスに恵まれるからだ。なんたって、国内屈指の焼き物の産地から、普段は器づくりに没頭している窯元が一堂に会する。まるで、全国の八百万(やおよろず)の神々が出雲大社に集まる神在月の如く。直接、値段を交渉できるだけでなく、作り手の生の声を聞かせてもらう、またとない「祭典」だ。

「テーブルウェア」と名を冠している通り、基本的には器やテーブルコーディネートに使われるインテリアを展示している。だがここ数年、あの器に囲まれた、歩くだけでヒヤヒヤするブース内に、新顔が現れた。全国各地から集まった錚々たる器に混じって、手のひらサイズの「焼き物アクセサリー」が並ぶようになったのだ。中でも種類の多いのが「ピアス」と「イヤリング」。

初めて買った焼き物はアクセサリー

「なぜ、器に混じってアクセサリーが?」その理由を尋ねると、なるほどと納得。器は高い。重い。年を重ねてから、趣味としてコレクションを楽しむ人も多いだろうが、それでは若いお客さんを取り込めない。その点、アクセサリーだったら買いやすい。窯元も、若い人に向けて新たなアプローチを仕掛けているのだな、と関心した。それにしても「焼き物を身に着ける」という感覚を初めて味わった。確かに、皿だと「うっかり割ってしまったらどうしよう」「これに見合う料理を作らないと宝の持ち腐れだ」などと、買う前から自分でハードルを上げてしまいがちだ。
その点、値段が低いものなら1点千円程度で試せるアクセサリーは、「マイファースト焼き物」として迎え入れやすい。テーブルウェアフェスティバルのような、直接見て、手に取って確かめられる体感イベントがあると、一層「自分になじむ焼き物」を見つける宝探しをしているような気分を味わえる。こうして、私も初めて焼き物を買ってみた。私の「焼き物デビュー」はアクセサリーから始まった。これもひとつの「継承」のカタチなのだろう。形を変え、アプローチを変え、日本の伝統文化が受け継がれている。

「身に着けることができる焼き物があったら」

有田焼アクセサリー

テーブルウェアフェスティバルをきっかけに、私は焼き物アクセサリーに興味を持つようになった。今回見つけたのは「有田焼アクセサリー」だ。
こちらの窯元も、もともとは器を製作していたが「身につけることができる焼き物があったら…」という想いから有田焼アクセサリーの製作を始めたという。
有田焼の特徴である、艶やかな質感と透き通るような透明感を活かした色とりどりのアクセサリーを製作している。

この有田焼アクセサリーを実際に身に着けてみると、驚くほど軽くてびっくり。イヤリングは表面がつるつるしていて、色は翡翠のよう。表面がぷくっと盛り上がっていて、透明感があり、カジュアルにもシックにも合わせやすい印象だ。もう一点はネコのモチーフのブローチ。有田焼のイメージを覆すパステルカラー。表面を指先でなぞると、少しざらざらしていて、素地の粒子が細かいことが分かる。ほんの一粒、猫の爪程度の小ささの金色が使われているところに、「有田焼」伝統の足跡が見える。

「有田焼」と聞くと、鑑定番組に出てくるような器や花瓶といった、スケールの大きな作品をイメージしてしまうが、これはぜひカジュアルファッションを楽しむ女子に身に着けてほしい。コーデに取り入れるときのポイントは「有田焼」の透明感・淡い色と反発しないよう、シンプルな色に合わせること。バッグやストールのワンポイントとしても活用して欲しい。


あれこれマルシェ ショッピング

今回ご紹介した商品は、「ショッピングサイト あれこれマルシェ」にて、ご購入いただけます。

リンク先にて商品詳細を是非ご覧ください。

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