京友禅の職人が手掛けたスキンケアアイテム 『KINUBIHADA』で肌をいたわる新習慣を

KINUBIHADA(きぬびはだ)

リサーチャー 本間恵理

日本を代表する三大友禅の一つ『京友禅』は、江戸友禅・加賀友禅よりも早く、この国で最初に誕生した染色工芸だ。この『京友禅』の全工程に関わるプロデューサーのような役職を、京都では古くから『悉皆屋』と呼んできた。

『悉皆屋』何と読むか、お分かりだろうか?
答えは『しっかいや』と読み、『悉』は『ことごとく』と読む。
つまり京都の染め物のことなら“皆ことごとく引き受ける”という心強い存在。

今回紹介するのは、『悉皆屋』の看板を掲げ京都で3代続く染屋㈱日根野勝治郎商店が手掛けたスキンケアアイテム『KINUBIHADA』だ。

KINUBIHADA(きぬびはだ)

着物用に作った布から生まれたというこのアイテム、は一見すると手ぬぐいのようだが、汗をぬぐうわけでも、濡れた手を拭くわけでもない。どちらかといえば、濡らしちゃいけない特別な布。着物用に染め上げた絹で、肌を撫でて使うのが正しい使用法だ。

KINUBIHADAスキンケア

洗う、こするといった方法で「肌を整える」ことは経験しているが「撫でる」習慣は今までなかった。
思い出してみて欲しい。子どもの頃、ケガした時やお腹が痛くなった時、よく保育園の先生や同級生が「痛いの痛いの飛んでいけ」と患部に手をかざして、痛みをやわらげてくれたことを。もちろん、あれは治療法ではなく“おまじない”なのだが、”手当て”とはその名の通りで、人は心理的に患部に手を当てられると痛みが和らぐような気分になるのだそう。
『KINUBIHADA』の使い方を知って、そんな懐かしい光景が頭に浮かんだ。

最初は手ぬぐいのようなサイズを想像していたが、手に取ってみると、手ぬぐいよりもかなり小さい。大きなハンカチを二つ折りにしたようなサイズ。これは着物用に作られた、特別な一尺(約38cm)。

KINUBIHADAスキンケア

私が試したのはドット柄で、粒は大きいのもあれば小さいのもあって見ていて飽きない。このデザインは、京都で長年着物を染めてきた職人の手によって生み出されたもの。着物や絹に触れる文化が衰退してきた今、「少しでも多くの人に、職人たちが生み出した生地を手に取ってもらいたい」と、生活に溶け込むアイテムを考案したのだという。シルクは人肌に最も近い繊維と言われ、肌に優しく低刺激。指先に生地を巻き付け、くるくると優しくあごの辺りを撫でてみた。自分で自分を撫でる。自分をいたわるために、うんと優しく撫でる。
すると、気になっていたあごのザラつきはすぐに無くなった。

絹は抗菌性も備えているので、ソーシャルディスタンス時代にはもってこいだ。
おうち時間ができた今、スキンケアに時間をかけて、新しい方法を試してみてはどうだろう?


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今回ご紹介した商品は、「ショッピングサイト あれこれマルシェ」にて、ご購入いただけます。

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KINUBIHADA(きぬびはだ)

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