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部品製作の工程から生まれたイヤリングがかわいい! ピアスの穴が空いていても欲しくなる、特徴的なデザイン。

tsukiakari

リサーチャー サツキ

和紙のテクスチャが施された白銀でスタイリッシュなイヤリング。
それを実現させたのは鋳造という部品製作の手法です。
自動車部品やロボット部品を製造している愛知県の株式会社イナテックから生まれた、「利他工房」がアクセサリーはもちろん、日用品などのアイテムを受注生産しています。

錫(すず)は、錆びにくい性質と熱伝導率の高さ、安定した材質で昔から食器類の材料として使われてきました。
また、他の金属と比べて柔らかく、加工しやすいことからアクセサリーにできないかと思いついたのでしょう。
金属であるのにどこか温かみのある「錫」の柔らかさを活かした、金具のない受注生産のイヤリングです。

「tsukiakari」

イヤリング

純錫を薄く伸ばして作ったイヤリング「tsukiakari」。
錫特有の柔らかさを活かし、三日月をイメージした形。
私はこちらの特徴的なデザインに一目惚れ…。

※この商品は力を加えすぎると、形が崩れやすいです。
大きな円部分が歪んでしまった場合、以下の手順で修正できます。
①机など平らな場所に置き、大きな円の部分だけを優しく真っ直ぐに伸ばします。(耳に挟む部分は伸ばさないようご注意ください。)
②優しく手で丸く曲げて形を整えてご使用ください。

「uneri」

錫のイヤリング

純錫を薄く伸ばして作ったイヤリング「uneri」です。
こちらは約4cmの長さで、大きすぎず、小さすぎず、主張感のあるちょうど良いサイズ。
理容室の青・赤・白のサインポールのような、うねりのある形に仕上がっています。
表裏の2wayで使えるそうですが、個人的には表にうねりがくる使い方が可愛いと思いました。

純錫イヤリングを着用してみて…

着用した時の個人的な感想を3つにまとめてみました。

tsukiakari

1.挟むだけ!
その他のイヤリングも挟むだけですが、挟む度合いを調節できないですよね。
そこまで力を入れる必要はなく、右手と左手の両指で耳に挟む部分を軽く外側に開きます。
開いた着用部分を耳たぶに差し込み、親指と人差し指で優しく挟むだけ!

2.痛くない!
イヤリングの金具部分は時間が経つとなんだか耳が痛くて、熱いなんてこともあるのではないでしょうか。
着ける人の耳たぶの厚さに合わせて変形するため、耳が痛くなりづらいです。
このイヤリングは全体的に軽いからかもしれませんが、つけていることを忘れてしまうほど挟んだ部分を感じません。

3.落ちにくい!
1日身につけてお出かけしましたが、首を振っても思った以上に落ちなかったです。
ただ、「tsukiakari」の場合はマスクの取り外しやワイヤードイヤフォンを使う時は、気をつけたほうがいいかもしれません。(私は引っかからないように少しだけ、形の調整をしました。)

ラッピング

錫のイヤリング

230円(税込み)でラッピングの用意もあるので、誰かにプレゼントする際にはピンクとブルーの麻紐を選べます。
自分用に購入された場合は、丁寧に手書きのメッセージが一緒に届きます。

注意点
①純錫は非常に柔らかい金属です。
強い力が加わると形が変形してしまうので、負荷がかからないよう保管を。
②耳にはさむ際に緩やかに曲げる分には問題ありませんが、何度も折り曲げるように力を加えるとその部分が白く濁った色に変色したり、金属疲労で折れてしまうのでお気をつけください。
曇ってきたり、変色した場合は中性洗剤を使って柔らかい布やスポンジで洗ってください。
③曲げる際に、パキパキという音は「錫鳴り」という錫特有の現象らしいので、安心してゆっくりと元に戻して使用してください。
④ひとつひとつ手作りで、仕上げや重さに個体差があるそうです。

特徴的な形から、周りに褒められて話の切り口にもなりますし、製造の裏話をすることで、少し博識な気分にもなります。
自分用に買うのもよし、プレゼントとして贈るのもよし。外さないアイテムでしょう。


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tsukiakari

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