今回紹介する書籍は
アメリカに7年留学し、夢をあきらめて帰国したら、別の夢が叶った話。
~レイニー先生の実体験! 英語と恋でしあわせになる方法~
投稿者 橋沢 みさこ
英語を話せるようになりたい人へ
英語を話せるようになりたい人へのこの本のオススメのポイントは「とにかく著者・レイニー先生の恥かきエピソードがいっぱい載っている!」ということ。
留学中の実際の恥かきエピソードなので、とてもリアルなのはもちろんですが、次から次へと出てくるそのエピソードの量に正直「こんなに恥をかかないと英語って喋れるようにならないのか…。」と愕然としてしまうかもしれません。
大人になると恥をかくってやっぱり「恥ずかしい!」と思ってしまうし、大人になればなるほど抵抗感も強くなりますよね。
これだけではやる気が失せる一方で、何も期待が持てないじゃないか!と思われるかもしれませんが、そのエピソードを体験して恥をかきまくった張本人であるレイニー先生が編み出した『恥かき回避の勉強法』も教えてくれているのでどうぞご安心ください!
恥をかくほど成長できる、それはレイニー先生も分かっているけれど、でもやっぱりなるべく避けたい。
そんな2つの思いの落とし所として生まれた勉強方法は、意外なほど単純!だけどめちゃくちゃ理にかなってる!と思わず唸ってしまいました。
この方法ならその場で頭の中で作文をする必要がないので、私も”英語での会話”が成立するようになるかも!と密かに期待しちゃっています!
英語に関わらず、やりたいことがある人へ
留学の話の本なのに英語に関わらず?と思う人もいるかもしれませんが、本の中で語られているレイニー先生がやったことって「夢を叶える・やりたいことをやる為の行動と同じ!」だったんです。それがレイニー先生の場合はアメリカで暮らすこと、舞台女優になること、それには英会話が必須だったから英会話のために行動をしたってことなんですよね。
英語を話せるようになりたい人へのおすすめポイントとして挙げた「恥かき回避の勉強法」をレイニー先生は3ヶ月集中して特訓したことで多くのことを得られたそう。
“Endurance makes you stronger(継続は力なり)”
本の中で紹介してくれているレイニー先生の座右の銘はまさに英語に限らず!まずは一定期間、目標のためにやると決めた内容をひたすらやり続けることに集中する!その期間中に「この方法で本当に良いかなぁ」とか「出来るようになってるかなぁ」なんて考えるから不安になって行動が止まってしまうんですよね。
ライター自身もどちらかというと結果をすぐに気にしてしまったり、「これって意味あるのかなぁ」と考えてしまうタイプなので(苦笑)
しのごの言わずに3ヶ月継続することに集中してみようと思いました。
他にも日本語でもおなじみの諺の英語での言い方を紹介してくれていたり、私達が教わってきた王道の英語の返答方法が、実はネイティブは使わない!という衝撃の事実が書かれていたりと、色々な角度から楽しめる一冊ですので、読み始めは気軽に、けれど読後は意外なほどの満足感!
是非感じてみて下さい。
書籍情報
アメリカに7年留学し、夢をあきらめて帰国したら、別の夢が叶った話。
~レイニー先生の実体験! 英語と恋でしあわせになる方法~
著者:レイニー先生
編集:佐藤 渉
編集協力:高橋 基治(東洋英和女学院大学教授)
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