BAR DEEPの成長日記 8月

---

毎月恒例の当店の成長日記です。(※前回のBAR DEEPの成長日記 7月はこちら)

月次予算達成状況

8月の予算達成状況は、95％でした。
あと一歩がなかなか出ない月が続いています。

飲食業界では一般的に、8月は閑散期と言われます。
理由は、子供の夏休みで家族でのお出かけが増えたり、友達と海に出かけたり等、イベントがたくさん開催されますので、他の月より優先されるイベントが多くある為です。
その中では、頑張ってくれたかなと思います。

スタッフの成長を見ていても、数人は着実に成長してきてますが、
指示やアドバイスをしても伝わらないスタッフは、
プライドが邪魔するのか成長の停滞→退職という流れがまだ続いています。

成長し続けているスタッフも社会人としてまともになってきたものの、
昼の一般企業に務めたら、「新入社員よりは良いけど…」くらいだと思います。
もうあと2つ壁を超えると突破できそうなので、自分の将来の為に頑張って欲しいなと思います。

仕事の目的の重要性

先日、バー業界の情報をまとめたWebサイトで、元バーテンダーがとある記事を投稿していました。

内容を要約すると、

たぶんこの話は、飲食店に限らず、どこの業界も同じようなものだと思います。

昔は、強制力が働いていた時代(たぶん私がそのギリギリの世代)で、今はすぐパワハラ扱いになるので、難しい時代です(笑)。
私も今年で30代後半になりましたが、私世代までは、仕事の目的がよく理解できていなくても、一つ一つできることを増やしていくようなことができました。
しかし、今の若い子はある意味賢いので、「仕事の目的が明確でかつ、自分にメリットがあるか？」が腹落ちしていないと仕事をやらないと思っています。
なので、興味が湧かない→仕事が雑になるというロジックです。

が不明確な場合、人はついてきません。

ましてや飲食店のように、仕事の奥深さはあるが、作業そのものが単純な場合、
余計、仕事の目的が重要になってくると感じています。

経営者は色んな想いを持って、経営をされていると思います。
飲食店の場合、オーナーが自ら立って、陣頭指揮を取っていることが多いです。

ここで大事なことは、

「オーナーが日々考えてることを、体系的に明文化すること」

だと最近強く感じています。

一般的にいうと、「ビジョンマップ」「パーパス」とか言われるものです。

「少人数だから、一人一人とコミュニケーションを取れば大丈夫でしょ？」と思うかもしれませんが、店舗の文化として根付かせるには、間違いなく指針が必要です。

というか、本当に1人で経営している場合を除き、人(スタッフ)ありきの飲食店で、ビジョンマップなしに、良い求人を集めるのは不可能だと思っています。

参考までに作成中のビジョンマップですが、当店の場合は、こんな感じで考えています。

アルバイトが集まらない、良い人材が集まらないとお困りの方は、一度、企業理念や今後の向かう方向性を再考してみてはいかがでしょうか？

日本のウイスキーのイベントに特化したイベントのご紹介

最後は、単純な告知です(笑)。

福岡と佐賀のバーテンダーによる、ジャパニーズウイスキーに特化したイベントが10月8日に開催されます。

お酒のイベントに行かれたことがない方向けに御説明すると、

というものです。

なので、少しウイスキーに興味があるという人にとっては、
3,300円(前売り券)で、何百種類近くある日本のウイスキーが無料で試飲ができるという
コストパフォーマンス抜群のイベントになっています。

日本のウイスキーは、まだ出来たばかりの蒸溜所が多いですが、砂糖が入ってるように感じるくらい甘く感じるウイスキーがある等、面白いウイスキーがたくさんあります。

もし、ご興味がある方は、是非ご参加ください。

私は実行委員ではないので、普通にお客さんとして来場する予定です(笑)。

---