月曜日。緊急事態宣言が解除された朝。
玉子がリビングにいる。
そこに伸宏が起きてくる。
伸宏「おはよう」
玉子「おはよう」
伸宏「今日から仕事だあ ママ ミロロ濃いめでお願いね」
玉子「Okay.」
伸宏「あれ？ YUNAMONは？まだ寝てるの？」
玉子「うん」
伸宏「昨日の夜もなんか疲れてるみたいだったもんね」
玉子「ちょっと起こしてくるね」
と言って起こしに行く。
伸宏 (ミロロを飲んで)「グーン グーン ミロロ！」
玉子「ちょっと！ パパ！」
玉子、後ずさりしながら、入ってくる。
伸宏「どうしたの？」
玉子「YUNAMONがなんか変なの」
YUNAMON入ってくる。
YUNAMON「再起動せよ YUNAMON初号機 活動限界まであと３０秒
再起動せよ YUNAMON初号機 活動限界まであと２０秒」
再起動せよ YUNAMON初号機 活動限界まであと２０秒」
玉子「パパ どうしょう」
伸宏「再起動って どういうこと？」
YUNAMON「再起動せよ YUNAMON初号機 活動限界まであと５、４、３、２、 １、 活動限界・・・」
YUNAMON、止まってしまう。
伸宏「YUNAMON！？ YUNAMON！！」
玉子「嫌だ！ YUNAMON！！」
少しの時間経過。
伸宏 (うなだれて)「YUNAMON・・・」
玉子、コピー用紙の束を持ち、
玉子「パパ これ」
伸宏「なんだい それ？」
玉子、コピー用紙の束を渡す。
伸宏「２単語英会話基本の１００？」
玉子「これがYUNAMONの部屋にプリントアウトされて置いてあったの
もしかしてYUNAMON こうなることを予期してたんじゃ」
もしかしてYUNAMON こうなることを予期してたんじゃ」
伸宏「くそ！ ・・・」
プリントを見て
伸宏「ん？くそ！ はDarn it!」
玉子「Darn it!」
伸宏「まさかの事態にボクたちは どうしていいかわからなかった 」
～ 美少女英会話ロボYUNAMON ～
ある日、練馬に住む野村夫婦のうちに送られてきた美少女のロボット”YUNAMON”（ユナモン）。
その頭脳には「2単語英会話アプリ」が埋め込まれており、野村夫婦に「たった2単語のカンタン英会話」をレクチャーしてゆく。
しかし、YUNAMONが彼らのもとに送られてきた本当の目的は、ある壮大な夢を実現するためだった……。
【劇中の英会話アプリについて】
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